
もう何年前になるだろう? 「忍者部隊月光」にはまっていた。ヘルメットにブーツ、肩に刀を背負って、片手に拳銃。これがあの頃の少年のスタイルだ。「隠密剣士」は時代劇だし、「赤影」は空想過ぎる。そんな中、「忍者部隊月光」は戦後の忍者という設定がリアルだった。けど、マンガ(少年キング連載)では、「少年忍者部隊月光」だったのに、
TVでは「大人」に変わっていたのが、ちょっと残念。どう考えても、子供には見えなかったし、拳銃持たせるのはヤバイでしょ、という意見からなんだろうけど、ね。月光(隊長の名前)の名ゼリフ、「拳銃は最後の武器だ、俺たちは忍者部隊だ!」というセリフにはしびれた。
メンバーの新月、月輪、名月、半月、三日月(女性)・・という命名もスゴイけど、何よりスゴイのは、主役であるはずの彼らが死んでいく(殉職する)というリアリティだった。私はもちろん、美人の三日月のファンだった。吉田竜夫氏の原作、原画。いま、タツノコプロでリメイクしたって、流行ると思うけどなあ。
