今日も一日お疲れさまでした。
異魂もことだま、希久地です。
前回に引き続き、公演の話。
今回の台本は、ミラクルでした。という話をさせていただこうかと。
台本は、今をときめく國吉咲貴ちゃんにお願いしました。自らが率いるくによし組に、外部での出演や脚本・演出と、毎月のようにどこかのチラシで名前を見かけるような売れっ子さんです。ちゃん、なんて失礼な。先生、ですね。
私とは、外部での客演でご一緒した仲。その後、國吉組(まだ漢字だった頃)にも出させていただきました。
どうも私のことを元ヤンと信じているところはさておき、今回の宛書きっぷりときたら。鳥肌ものでした。
私以外の三人とは初対面。しかも、男性陣二人と会ったのは、たったの一回。その数時間の面通しの他は、私の偏見に満ちた人物像を伝えただけです。それなのに、見事に四人の力関係…もとい、普段のやりとりを彷彿とさせる関係性に書き上げてくれました。恐るべき観察眼。
更に。小林レイ演じる「めぐ」は、劇中に結婚することを発表します。で、稽古中に、レイから婚約したとの発表が。
なに?このミラクル。どこかの縁結びの神さまよりもご利益あるんじゃ…。
アラフォーのうだつの上がらない役者四人による、アラフォーのうだつの上がらない役者たちが地球滅亡に瀕した時の悲喜劇。國吉版ゴドーを待ちながら、と私は呼んでおります。
なんていうと、面白さが伝わらないな。お客さまからは、刺さる台詞があった、と言っていただきました。咲貴ちゃんの書く本には、はっとさせられる言葉が散りばめられている。それが伝わったのだと嬉しくなりました。
咲貴ちゃん(やっぱり、ちゃん)のおかげで、今回の公演が成り立ったと言っても過言ではありません。本当にありがとうございました。
やっぱり、咲貴ちゃんは最高だ!
明日もよい一日になりますように。