今回のブログは、裏話はおいといて。
ものすごく私的な内容です。今回の芝居があったからこそ、の内容ですが
そして、思いつくままに書くので、まとまりがないことを先にお断りしておきますm(__)m

次のステップが見えた気がするのです。この『天竺の壁にもたれて眠る』というお芝居を、このメンバーでやれたから。そして、それに対する反響を、たくさん受けられたから。
異魂の、ひいては私自身の役者としてのこれからに、大きな影響を与えていただきました。

異魂で私が演じる女たちは、どこか、私です。人との距離の取り方が下手くそで、変なプライドを持っていて、「私なんか…」と卑屈になりながら認めてほしいと必死になる。あ、私は、不幸な過去は持っていませんが。あ、多少はあるか。そこはどうでもいいか。
だから、しんどい。もうぶっちゃけるけど、しんどい。でも、もっと、もっとなんとかなるって思う。何かを掴まえた瞬間が、すごく楽しい。もっともっと、まだまだやれる。

初めて一緒に芝居をやった、ざあちゃんややっちゃんやみっちゃんが「楽しかった」って言ってくれて。過去に共演している、あやちゃんやたかちゃんやたけちゃんが「もっと!」って言ってくれて。異魂の最初からを知っている、了たんやあゆみんやしばにゃんが「まだ、あるでしょ?ほら、やりなよ!」と言ってくれる。
そうやって、力を貸してくれる人がいるから、こうして芝居をやっていけるといつも思っています。感謝してます。

私「なんか」に付き合ってくださるなんて。
これが、今まで。ではなくて、今回はこう思えました。
そういう人たちが私の周りにいてくれることが、私の「力」でもあるのなら、そこだけは自分を認めよう。だって、更にその先へ行きたいから。それを見たいと言ってくれる人たちがいて、その人たちに喜んでほしいから。

お客さまに対しても然り。ここから進化、そして深化するために、一層精進してまいります。
これからも、異魂と希久地沙和をよろしくお願いいたします。