イタイ女……ですか。
うん、知ってた。

作家さん、演出家さんとの打ち合わせ。どんな芝居をやるのか、作家さん自らが話してくださいました。私の説明では覚束ないとわかってのこと。さすがです。(関心している場合ではない)
その際、私に対しての説明が「イタイ女」。…ね。(何が?)

どうなの?それを聞いた演出家さんは、どう思うの?
「わかっていた」
そうですか。なら、いいです。

異魂で私が演じるのは、いわゆる「ダメ女」。だからこそ、私が演る。それが、異魂です。

言葉にすると、諦めとか卑屈になっているとか、そんな感じしますね。でも、そんなことないです。
だって、生きていたら多かれ少なかれ、そんなもんです。

このダメっぷり、ご堪能ください。