何かのために必死になる人たちの物語が好きだ。
どんなに侮蔑されても、這いつくばって泥水をすすっても、ハッピーエンドにならなくても、ひたすら真っ直ぐに何かを想う。いつかは光が差すことを信じて。

他人には理解してもらえないこともある。社会という壁が立ち塞がることもある。自分の不甲斐なさになみだすることもある。それでも、想うものがあるならば、何度でも立ち上がれるのだ。たとえ光に手が届かなくても。

そんな物語を紡いでいきたい。