子供の時、祖母がよく手作りのおやつを作ってくれました。その中でも好きだったのが、カボチャのカミナリ。砂糖を加えて形がなくなるまで煮たカボチャに、片栗粉でとろみをつけたもの。甘くてトロッとしたカボチャのスープみたいな感じです。
なんでこれが「カミナリ」なのかが、いまだに謎なんですよね。カミナリって言ったら、あの雷だよなあ。しかし共通点が見出だせない。どうしてそんな名前なのか、聞かなかったのか…なんの疑問もなく受け入れていたのかな。子供だったから?

『誰も知らない』を観ました。もう十年も前の映画です。
柳楽くんのあの目、ゾクッとしました。子供でも大人でもない目。引き込まれてしまいます。
年齢に関係なく、そういう目の人はいます。何も言わないけど、見透かされているようでコワイ。でも、目がそらせない。

目の力って大きい。日常でもそれを感じることありますよね。トップに立ってたくさんの人を惹き付けることができる人って、目力もあると思う。恋愛にも影響力大じゃないですか。
舞台上でもかなり影響します。目力のある人をつい見てしまう。意識の問題なのか、持って生まれたものなのか。自分はどうなのかってわかるものなのか。風穴になっていないことを祈るばかり。

映画観ようと思ってレンタルショップに行くと、ひたすら邦画のコーナーをうろうろ。しかも、古いのばっかり借りてしまいます。100円だから、だけではないですよ。外国の俳優さんは区別がつかないから、でもないですよ。観たいのが、そこにあるからです。今はあの人の目に惹かれているんですよ~。