今日は芝居を観に行こうと思いまして。前売り完売だったので、当日券狙って並んだものの、キャンセル待ち。そして、あと一歩というところでダメでした。リベンジしたる!

閑話休題。これまでも衣裳の話はしてきましたが、もうちょっとさせていただきます。
今回の話は、時間経過が割とありました。各シーンで各々がどんな衣裳を着るのか。稽古しながらなんとなく話題にしつつ、最終的には、みんなとのバランスを見て決めるわけです。
実際にみんなが着てみるのは、稽古終盤近くの衣裳合わせ。いろんな問題やら感想やらが出てきます。


犬のヨーコ。あの着ぐるみ、すべて手作り!ステキ!
で、リボンを付けないとオスに見える。なぜ?

輝夫、お父さんは暖色系がいいと。しかし、其池さんが持っているのは青系の服ばかり。

2場(鈴木家の回想シーン)の亜久里。本物の小学校の運動着、23歳の男がピチピチで着てる…なんてことは考えちゃいけない。

3場(陽子が男たちをいぢめるシーン)の光夫。Yシャツにネクタイに作業着。普段そんな格好してないのに、違和感なさすぎる。

5場(北風と太陽のシーン)の中島みゆき風。麗子さんが持ってきてくれた、トランクいっぱいのスカート。パクちゃんと麗子さんのサイズがほぼ一緒と判明する。

8場(輝夫のアザに陽子が気付くシーン)の晃の白ジャージ。どっからどうみても、立派なチンピラ。


舞台で観てるとどうなんですかね。どう思いました?あるものだけでなんとかするって意外と大変です。うまいことはまっていたなら、万々歳!


おまけ。
陽子がアザを見せる時、ブラが見える。ということで、演出との会話。
「どんなブラがいいですか?」
「うーん、細かい花柄とか」
「それならあります」
「ほらな、地味な女ほどそういうの持ってるんだよ」
…半海さん、地味な女を敵に回しますよ?