生活保護法改定に求めることはただひとつ | Blog de Unionism | にいがた青年ユニオンの労働問題相談所

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生活保護、口頭申請も容認 与野党合意、改正案成立へ



「申請のハードルが上がる」との批判を受け、口頭での申請も従来通り認める文言を加える。修正案は、セットで審議中の生活困窮者自立支援法案、子どもの貧困対策法案とともに、今国会で成立する見通しになった。

朝日新聞デジタル (http://www.asahi.com) http://t.asahi.com/b1wz


生活保護法の改定案が国会で審議中です。


もともと、政府が提出した際は、「今までやっていたものを法律に書き込んだだけです」と言い張っていました。もしもそうだとしたならば、慣習法だったわけですから、餓死事件に対する反省とか、景気回復、東北の復興が優先事項です。そんな暇はないはずです。


現実の申請時点での状況を想像してみてください。

生活保護を利用する際に必要な資料というのは、役所が調べればたちどころに揃います。

昔、祖父母が作って、全然自分が知らなかった銀行口座だって、旧姓のままの口座だってわかるのです。

どうして申請者が書類を揃える必要があるでしょう?




労働者派遣法も、障害者自立支援法も、全てそうでした。
私たちが求めているのはたったひとつ。

それは、「当事者の声を聞け」ということです。


当事者の声を聞かない法律など、無用の長物です。