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本のコンセプトを練っているときに、
「本にライフストーリーなんかいらないですよ」
と言われたりします。
これを言うのは全員出版を知らないコンサルとかです。
著者の人生語りは、絶対に必要です。
ビジネス書が好きな方は、ノウハウ部分しか読んでいない方が多く、最初の方にある著者の語りの存在すら知らない可能性があります。
正直言って、ノウハウだけ抽出するならもうネット検索とか、今であればAIの方が早いし強いです。
この世にあるほとんどの本の内容を知っているのだから、人間が自力でノウハウ部分だけつまみ読みするメリットはゼロ。
本の場合は、「誰が語っているのか」が重要です。
「美肌はこの美容法で作れる」
という言葉を、20代が言うのと、70代が言うのではまるで重みが違います。
また、若くても、子供頃から肌がボロボロで、家から出られないくらいだったのに・・・と言うストーリーがあれば話を聞きたい人は多いでしょう。
「自分語り」はともすれば退屈させてしまうので、面白くなるように、ドラマティックに書いてください。
