持ち込み企画の採用率は0.1%??
「コネもないのに出版社に持ち込み(※)をしても、ごみ箱直行だよ」
※出版を目的に、著者が出版社に直接企画書や原稿を提出すること
そんな話を聞いたことがないでしょうか?
結論から言うと、そういう編集者もいるけど、持ち込み企画に目を通す編集者のほうが多いと思います。
今まで、
「基本封も切らない」
「事務局に処理してもらう」
「出版プロデューサーが持ってきたものしか読まない」
という編集者ももちろんいました。
持ち込み企画自体受け付けていない出版社もあります。
例えば、こんまりさんの『人生がときめく片付けの魔法』などのベストセラーで知られるサンマーク出版は、もう持ち込み自体を一切受け付けていません。
ただ、持ち込みを受け付けている出版社では、「送ってくれて嬉しい」という編集者がほとんどだと思います。
私もそうでした。
すべての出版企画書に目を通していたし、楽しみにしていました。
実際に持ち込みから出版した方もいました。
持ち込みの成功率を高める超シンプルな方法
出版企画の持ち込みは、必ず出版社の応募規定に従ってください。
また、「あからさまな手抜き」をしないことです。
誤字脱字がないか、使いまわしの文章ではないか、自分の言葉で書いているか、汚れた紙に書いていないか…など。
「そんなレベル!?」と思うかもしれないけど、体感でこれを守っていない人は8~9割いました。
「web申し込みのみ」としているのに、全原稿を郵送してきたり、他の出版社の宛名で送ってきたり、出版企画書のセオリーに従わず自分の書きたいことだけ書いて送ってきたり…。
「持ち込み自体は嬉しいんだけど、みんな誰かの書いた挨拶状をコピペしてるんだよね…そこは手抜くんだ~と思っちゃう」
あるビジネス系の編集者が言っていました。
持ち込みとは、出版社に投資してもらうため、自分の価値をプレゼンすることです。手を抜いていいはずがないのです。
心のこもった手紙を添えて
「どうせ読まれないんだから、適当でいいだろう」
そんな風に考えてしまうのも仕方ないのかもしれません。
しかし、意外と見られていると思うと手を抜けないな!と思いませんか?
郵送する場合は必ず一枚あいさつ状を付けて、
webならメールの文面を丁寧に、
応募フォームなら概要欄や備考欄に、
丁寧にメッセージを添えましょう。
何を書いていいか迷うかもしれませんが、一般的なビジネスメールの内容で大丈夫です。
さらに、その出版社の好きな本なども書くといいですね。
これは出版プロデューサー仲間でも「挨拶があるとひいきしたくなるよね(笑)」と盛り上がったことがあるので、かなり大切だと思います。
やっぱり人と人。
温かいコミュニケーションを大切にしてください。
【このブログを書いている人】
てらしべ灯(あかり)
現役の書籍(商業)編集者。その人がまだ見つけていない魅力を見つけ、コンテンツ化する専門家。
出版から逆算した自分発見ツール「インナースター診断(商標出願中)」開発。インナースター=唯一無二の魅力や強みだったり、USPだったりその人の一番輝いている部分です。
自分発見サービス・Unim(ユニム)主宰。
※本ブログの事例はすべて実際にあったことですが、個人が特定できない程度に脚色を加えている場合があります。