ダンナの通院日。
今日はいつもの血液内科と、この前手術しての病理検査の結果を聞きに皮膚科と二箇所。
はじめは血液内科なのでとつとつ先生に呼ばれ診察室へ。
診察室へ入ると先生がこちらをちらっと見てそのままPCをパチパチ始める。
いつもならここで本日の血液検査の結果が印刷されて説明の流れたが、今日は先生一言も発せずひたすらカチカチクリッククリック。
え?何これ?まるで先生がPCゲームをしてるのをただただ見守る夫婦。
サイレントな空間にひろがる不安の中「その後痛みはどうですか?」
「そうですよねー、これは珍しいケースなんですが、その不安はなくなって逆に一安心ってとこですか?アハハハ。それは良かったです!」
なんて頼りになりそうな隣の診察室の先生の声が聞こえ始め、この温度差!と色々突っ込みたくなるが、待たせてる理由の説明などが無いのはとつとつ先生のデフォなのでひたすら待つ。
去年の人間ドックでこちらの病院を紹介され一年経ったが、この光景は変わらない。
そして診察室に入って数分経った時
「スプリセルはこれからは2か月分しかまとめて出させなくなりました。」
開口一番それかーい!!
どうも二か月以上の薬代は病院負担になるらしく、実は前回もそうだったらいいので先生も色々お咎めがあったのだろうしルールなのであれば仕方なく、ましてやお高いお薬だから忘れず話してくださるのは有難いのだけども、散々待って一番最初にこのお話!?って突っ込みたくなるのもとつとつ先生の魔法。
何か悪いことでもあったのかと思ったよ…
そしてその後もカチカチと前回出した薬がいつまでか?なんかを計算しているようだった
今月もたいして変わり映え無いからそうなのかと思えばそんなことはなく、この前脂肪種摘出手術で取った肺のレントゲンに映る胸水を見せられた。
先生そっちーー!!
薬の渡す量より先そっちーーーー!!っと心の中でツッコむ。
でも、そんなに胸水溜まってないし次月人間ドックするしそのレントゲンで確認しましょうと言うが、そもそも人間ドックの話はダンナから話した上に、胸水話はそれで終わりそうになるので、
「せんせーーーい!!(待て待て待てーーい‼)
胸水はこのまま増えていくんですか?無くなることもあります?」
と聞けば、無くなることもあるしそれほど溜まってないし今も息苦しいとか自覚症状もないし大丈夫だと思いますって言うけど、
あなた今日一度もダンナに『息苦しいとか体調の変化あります?』なんて聞いてないですから!残念!!
と忘却のギター侍で心の中でツッコむ。
サイレントツッコミ。
それからは
今の状況だと心配ないなら薬は変わらず飲み続けて大丈夫?
もし胸水がスプリセルの副作用でなければ、この胸水はほかの病気ってこと?
などの嫁から質問の嵐。
それには
とりあえず胸水あるけど片方の肺に少しだけの確認なので次月人間ドックのレントゲンで確認すれば大丈夫。
胸水があるけど利尿剤は今の段階では不要。
スプリセルは同じ量継続して服薬
など説明があり、う~ん…まぁ了解!!っとなったが、
胸水が他の病気だとしたら心不全とかの場合もありますが・・・なんて話がさらっとあって
心不全なんてあーた!そうか心不全か良かった♡なんてならないですわよ?byデヴィ夫人
ちなみに最後にダンナが
「最近血圧が前よりかなり低くて、眩暈もあって(といって、病院で計った数値の紙を先生に渡す)これも副作用ですか?」
の上102下55の血圧質問に「まあ低いって言ってもこのくらいは平常ですから大丈夫です。」
終了ーーー!!!
ダンナの「最近痩せたっての(原因に)ありますが?」の追い質問には被り気味に
「ありますあります。痩せたら血圧も下がります。」
と喰いついた。
もうそれが渡りに船にしか見えない先生の「塩分控えめとか♡?」っと言葉に嫁は
「オレの料理には塩分控えめなんて一切ねーぜ‼ ‼」
という眼差しでサイレントアンサー。
ダンナの通院に付き添う理由はこれ。
先生がこんななので、ダンナもまぁいっか!で帰ってきたら、ただただ毎回血液検査の結果をもらって次の診察日を決めるだけの日。
CMLの先生ってどこも大体こんな感じですかね?
ちなみに次の皮膚科では病理検査の結果だだの脂肪だったとのことで良かったよかった。
皮膚科の先生からは、抜糸後の皮膚の状態の説明があり、傷口に貼る優れたテープを教えていただき、その上血液検査の結果が良好なことを喜んでくださったようだ。
『科』じゃねーのな。
今まで数値は順調に来ていたのと、今年に入って続く発熱と寝汗が最近収まってきたので一安心と思っていたけど、CMLになって丸一年の今月に胸水なんてきくと、やはりなかなか手ごわい病気だなとも思うけど、今日もダンナと「一喜一憂しない」と意思疎通したので、焦らずに2年目に突入ってこって!!