待合室で自分の番号が表示されたら、中待合室へ移動し、そこで名前が呼ばれたら診察室に入るのだけど、私の担当の先生は100発100中

「のdイhj○x→jhgください〜」

早口のためと、多分マイクに近すぎるからかハウリング起こすので、中待合室に入っても気が抜けないなのだ。

 

そしてこの日も例に違わずでw診察室に入ると、

「おはようございます。真顔

と椅子をクルっと回して先生が挨拶してくれる。

 

前回、はぁ…ってなってあっという間に来た検査は

コルポスコープ診と一緒に組織診もしていた。

検査は、押されるような圧迫感や痛みが無いことはないけど、以前の組織診に比べたら蚊にさされたくらいなもんだった。

(痛くない訳では無い。)

その間もツンデレ先生が「大丈夫ですか?」「具合悪くないですか」と

カーテン外から声をかけてくれるので、気にかけてくれる感が伝わって「大丈夫ですぅ…」頑張れた感じだった。


検査後は少し魂が抜けた感じおばけは仕方ナス🍆

時間は10分ほどだったと思う。

 

この日はその検査結果をききにきたのだが、先生はいつものごとくテキパキと教えてくれた。

 

子宮の手前の方はCIN1(軽度異形成)だったが、その奥の方はHSIL(高度病変)となり、ちょっと悪い感じに進んでいるのがわかった。

 

但しこの時点で病気見つかった訳ではなく、変異した細胞が増えていてるとかそんな状態のようだった。


簡単に言うとこんな感じ↓↓↓

分類 組織 状態
軽度異型性 異型性細胞
(がんになる前)
消失しやすいがん化しやすいがん化
中等度異型性
高度異型性
上皮内がん がん細胞

 

この病気は10年くらいかけてゆっくり進行したりするそうで、

(HPVがあったからとて必ず癌になるわけでもなければ、変異があったとしても正常(?)に戻ることもある。)

以前、クラスⅢa(軽度病変:HPV感染、軽度異形成の疑い)と診断されたのが7年ほど前だったから、10年かけて進行するって話が私にピタリと合ってるような気がして、このまま放置するのは嫌だなと思った。

 

先生からは、

経過観察でも良いですが子宮の入り口を少し取る手術の方法もあります。

みたいな話があった。

 

実は婦人科の再検査の封筒を見たときから、

また数カ月毎に検査するなら取ってしまいたいーー!!

と思っていた。

(なんの根拠もなく単純に思っただけ。)


勿論、癌と宣告されるのはしんどいけど、なんかの拍子に取れないもんかと、イボでも取るかのような気軽さで友達に話していた。

 

だから先生からのこのお話はまさに渡りに船、地獄に仏、闇夜に提灯な訳で

「手術の方向でお願いします真顔真顔真顔!!!」

前のめりでお願いしていた。


先生も「そうですね。そのほうが良いかと思います」みたいなことを言った気がする。

ただ、一度ご家族ともお話になってなさからでも良いですよとのことで、次の診察のときに色々決めることになった。

 

但しこれは治療ということではないらしく、取ったものを検査するために行う手術で、それで何もなければそれが処置になるけど、もし何らかの病気が見つかればそれはまた別に手術するなりなんなりするらしい。

 

それならいっそのこと子宮ごと取っちゃえないの?!とまたしても安易に思ったんだけど、会社でそんな話を歯磨きしながらし話していたら、

「取ったら取ったで色々しっくりこない事もあるらしいよ。」

と歯磨き友が、その知り合いが子宮全摘したこと話してくれた。

 

そういえば7年ほど前に出会ったあんなに忌み嫌った他の病院の先生が、

「要らなかったら取っちゃえばいいんだしねー」

と薄ら笑いしながら言ってたのを思い出し、あたしゃおんなじこと言っちゃってたよ…と、ちょっと自己嫌悪になった。

 

「ちょっと悪いで取っていたら、体の中、空っぼになっちゃうじゃんね。」


そう言って私を慰めてくれた、以前この病院で診察してくれた先生の言葉にどれだけ助けられたことか。

 

ダンナに話すと、多分ダンナはそうだと思っていたけどすぐに手術に賛成してくれた。

なんか嬉しくなって

「これでnewウニろーになるぜ!」

「ウニろー第3形態だぜ!」

など、第二はいつかは不明だが、鼻息荒く息巻いたのだったアップ

 

コルポスコープ診と組織診の結果がなかなか理解できず、先生の書いてくれたメモ。


ツンデレ先生はマイクの使い方はアレだけど説明上手!