月曜日になり、人間ドックで紹介された病院からまた紹介された病院へバスで向かう。

紹介された病院から紹介された病院は(←しつこい) 偶然にもバスで行けるところだった。
 
やんわり宣告から3日、とうとう病名が言い渡されるという不安より、
正常値が3100~8400の白血球数値が10万超えのダンナの体の中は、こうしている間も
癌細胞が増殖してるんじゃないかと心配で、
なんだかドラえもんの栗まんじゅうを思い出してしまい恐怖しかなく、
こんなにのんびりしてていいのかい?と思って過ごしていた。
 
なので当日は、これきた月曜日!と意気揚々病院に向かう。
その上、あえて情報を入れないで空っぽな状態にして先生に聞く気満々でいた私は、
病院に着き採血した後の診察が待ち遠しい。
 
やっと名前が呼ばれ診察室に入ると、先生が…なんていうか、こう…
あたかも何年も通っている患者に話してるかのように、検査結果を見ながらとつとつと話しだす。
「はじめまして」も「どうも」でもなく、ましてや「どうしましたか?」でも、
「○○先生から話は聞いてますが」でもなければ、「何か今まで症状とかありました?」でもなくって
そういう初めて来た患者にかけるような言葉は一切なく、前置き無しでとつとつと話しだした。
それも声ちっさ!!
ダンナの後ろで座ってたけど聞こえないので立って近くに行ったら今度は
専門用語ハンパなーーーーっ!
 
でもある程度予習をしてきたダンナをはふんふん聞いてて、
まるで私は「君にはこのステージは早すぎるよ?!」とでも言われ
暗転した雑魚キャラごとく、自分の立ち位置がつかめないずおろおろする。
その間もとつとつ戦法は続いている。
 
完全に出遅れた…と敗北を感じているとようやっと、
「たぶん慢性骨髄性白血病だけど(ゴニョゴニョ……)確定はできません。
 ちょっと白血病細胞が多すぎるので(ゴニョゴニョ……)○○病院でやった検査結果がきてからかな。
 それによって治療法が決まるけど、たぶん(ゴニョゴニョ……)入院をしてもらうことになります。
 (ゴニョニョ……)会社は休めますか?」
ここだけ日本語だったのかやっと聞き取れたので、逃すかと
「先生!慢性白血病は急性白血病になることはないんですか??」と聞いたら
「それは無いです。」
会話成立もあっさり終了…
 
今思えば、繰り出してみても至極トンチンカンな質問だったなと恥ずかしくなるが、その後
「急性白血病は心配しなくても大丈夫です。たぶん慢性です。
 でも検査の結果をみてきちんと今後の治療方法を判断したいので。」
とのお言葉をいただきました。
 
病名が決まるまではいくつかの検査をしていくらしいので、日にちがかかるらしい。
そして次の診察の予約をして診察室を出た。
この後、骨髄検査をし4万円というお会計をして退散です。
聞けば診察はダンナも実は聞き取れないところがあったらしく、次こそは…
来たれ木曜日!
 
そういえば、今まで人間ドックで治療が必要とか再検査がなかったはずダンナですが、
尿酸値が高いので薬だしますね~とのこと。
これはCMLとは無関係。
健康になるには生活習慣の改善も必要がありそうです…