10月15日(日)
この日から遡る事6日、クライマックスシリーズファースト
横浜ベイスターズVS阪神タイガースのチケット発売日。
甲子園総座席数47508席の内の1158席を手にするためファン同士の争奪戦デー。
開始より10分経過した頃、ダンナより「取れたよ~」とLINE。
でかした!
そして当日。
まさかの秋雨前線…私は晴れ女なので雨なんて全く頭になかったが、そこは晴れ女。
晴れるはずと、期待を胸に甲子園に出発だ
ダンナはくそ寒い中も漲る闘志で、新横浜駅からユニフォーム着用(上着無し)で挑む。
周りの人の暖かそうなこと…
新幹線が京都につくころ前泊組から、甲子園は雨は降ってないと朗報が入る。
さすが晴れ女!
さて甲子園に到着。
ダンナは雨男だった…
まぁそこは初めての甲子園。
傘をさして偵察。
お腹も空いたので視察。
ダンナが頼んだのは、じっくり煮込んだ自家製志方牛スジ煮込みが入った贅沢丼
志方牛スジ丼
↓
じっくり煮込んだ自家製志方牛スジ煮込みが入った贅沢丼。(二度言った)
※食べかけではありません。
では見本と比べてみましょう~。
現地で腹抱えたwww
甲子園球場で働くのだから多分相手は生粋のトラキチ、
そんな青い服着た輩に売る牛スジは無いで~、とかなんとかでしょうか?
しかしうちのダンナはこんなスッカスカの牛スジでも黙々と食べる。
トラを喰らう!ということでしょうか?
球場の外ではすでに戦いは始まっているのだ。
お腹は満たすが雨は止まず。
甲子園に到着して1時間半経った頃、やっと試合が始まった。
そう。これがあの歴史に残る泥試合の開幕なのだ。
先発は今永、阪神は秋山。
2回に2点先取されるが、3回にロペスのタイムリーで同点。
しかしその裏大山のホームランで3-2
この天候ならいつ中止になってもおかしくないので誰か打ってくれーー!と祈る。
5回が終わったときには4-3でベイスターズが勝っていたので
外野であがる「試合成立!」の声もむなしく、そのまま試合は続行された。
グランドは水たまりだらけ。
その水たまりが鏡のようになり、逆さ富士ならぬ逆さナインですわ。
グランドが光ってますから。
足元が滑るので選手もいつもと違ったプレーを見せる。
(真剣に怪我とか心配になる。)
雨で指も白くふやけ、袖から雨が入り込みカッパの内側もジメジメし始めるが、
応援してないと寒くて仕方ないのでむっちゃ応援した。
ここまできたら、ファンも腹をくくる。
すると7回、試合が動いた。
顔近くにきたボールをよけた筒香がグラウンドに倒れ泥だらけ。
一度ベンチに戻り泥を払い再びバッターボックスに入る筒香は、
いつも優等生的な受け答えをする筒香とは違うオーラが見えた。(ファン心理)
その後はいつもは見送るボール球にも食らいつき、最後タイムリーを打つ。
この筒香には遠く外野席の私でも(つっつ…)と乙女になったので、
ベイスターズの選手たちにはもっと感じるものがあったのではないか。
それにいち早く続く乙女は乙坂だった。
乙坂がスリーランを放ち、この回一挙6点と勝ち越した。
今年はこれまで活躍に繋がらなかった乙坂が、続いたシーソーゲームを終わらせた一発だった。
その頃外野席では、ちらほら帰る人が出始める。
試合開始が遅れた上に進まぬ試合で、最終の新幹線の時間が差し迫っていたのだ。
ダンナのお友達夫婦も断腸の思いで「あとは頼む。」と武士のようなことを口にして甲子園を後にした。
帰った人たちの分まで応援しよう!
(明日会社休みにしておいて良かった~~)
その後も降り続ける雨の中、泥だらけ&水たまりのグラウンドでの死闘は
13-6でベイスターズに軍配が上がる!
「どうせ中止になるならさっさと中止にしろー!」や、
5回の時点で「試合成立!!」との声があった外野席だったけど、
4時間半の長丁場、終わってみればこんな滅多ない試合を現地観戦できたことに満足した夫婦
周りのファンの人も満足してた。
ま、もちろん勝ったからだけどさ。(2割はガチで寒がってた。)
選手の皆さん、ファンの皆さんも敵味方なく本当にお疲れ様でした。
そしてこの日一躍有名になった阪神園芸さん。
その仕事ぶりのおかげでこの日試合ができ、ベイスターズは2日後にファイナル進出を手にした!
本当にありがとう
さて、次の敵は広島カープ。
去年のリベンジじゃ!