金子みすゞ (再掲)
つい最近、「金子みすゞ 」という詩人を思い出しました。
何かのニュースだったのか私は思い出せませんが、いきなりフっと
という感じで。
何だろう、、最近アメリカの9.11のニュースが流れていたからなのか、、
でも日本人にとっては、東日本大震災の3.11だよな、、
という流れだったのかもしれません。
2011年3月11日
もう10年も前なんですね。
過去のブログ(2011/3/26)の記事を読むと、当時の様子が伺い知れますが、
どうもTVで流れた「詩」が気になって調べたところ、
「金子みすゞ 」
を改めて詳しく知った様子が記されていました。
そして、さとこにその詩人の事を教えたところ、あろうことか
彼女から、この震災の被災者について、
新たな詩を書いてもらった旨を記しています。
さとこが10年前にそんな事ができていたとは、、、
ふと思ったのですが、「金子みすゞ 記念館」という建物が山口県にあるそうです。
そこに さとこが、金子みすゞ からこの時に送られた詩を、関係する方に
お知らせしようかな、、、とも思うのですが、
世間一般では霊能力者というと、やはり眉唾者として捉えられそうで、
ちょっと躊躇しているんです。
金子みすゞ は1930年(昭和5年)に亡くなっていますから、さとこが書いて
もらった詩は2011年、つまり没後81年の新作かつ未発表、、、
ん〜〜〜〜読者の皆さんどう思いますか??
やはりコンタクトすると「変な人」だと思われて終わりなんでしょうか、、
ブログの中だけで留めるべきか、、否か、、
という訳で、最近のブログの論調とは異なる10年前のブログですが、
金子みすゞ
について、頂いた詩なども含め、改めて再掲します。
もしかしたら、私の頭に浮かんだ彼女の名前は、何かを
訴えたかったから、、かもしれませんので。。
では過去ブログですが、改めてお読み頂ければと思います。
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(2011-03-26 さとこのチカラ掲載)
民間の広告ネットワーク;ACジャパンのCMが震災以降多くなっています。
TV放送CMを各企業が自粛したために、その間を埋める措置として急にCMが流れ出しましたから
繰り返される画像と音声が耳に残りますよね?
「こんにちは ♪ ありがとう~ ♪」と来ると、うあ!また来た!と思っちゃいます。
ネット上では、そのCMに出て来るキャラクターで遊ぶ人達もいて動画サイトでイジられまくり、、
中には税金を使う公共団体でもないのに「耳につく」とクレームを入れる人もいたりして
ACジャパンの本来の主旨とは異なる方向に流れてしまっている様を見て複雑な思いをしています。
それらのCMを見ていると、色々な言葉が流れてきますが、私はその中の一つ
「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう
「馬鹿」っていうと「馬鹿」っていう
「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう
そうして、あとでさみしくなって
「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう
こだまでしょうか
いいえ、誰でも
という詩が気になりました。
最初はCMのために作った言葉かと思い、「相手に優しくかける言葉は優しくなって帰ってくるか、、
深いな~」と感心していたのですが、それが大正時代の詩人;金子みすゞ のものだとは
知りませんでした、スミマセン。
学生の頃、彼女の詩は何度か接する機会があり、その度にすごい詩だな、、と感心した記憶が
あります。
私は改めてPCで検索してみました。

読み込んでみると26歳の若さで亡くなっているんですね。
不遇な人生だったようですが、512編もの詩をつくり雑誌にも掲載され童謡詩人の巨星と
賞賛されていたようです。
望まぬ結婚をしたようですが、後に離婚するするにあたり夫への抵抗心から娘の親権をかけて
服毒自殺してしまったんですね。
大正時代の風潮がそうだったとはいえ、女性の人権が軽んじられているような気がして
このような結果になってしまったのはとても残念に思います。
ーーーーーーー
「あのACジャパンのCMで流れている言葉は、金子みすゞ の詩だったみたいだよ」
リビングのテーブルで携帯で何やらしている さとこ に声をかけました。
「カネコ ミスズ ?? 誰ソレ?? 私は文学に疎いからな~~」
さとこ は彼女の事を知らなかったようです。
う~~ン、、 金子みすゞを調べなさい!!
私はウザウザ言っている さとこ を理解させるためにPCで調べるように催促したんです。
「金子みすゞ、、と。 へ~~、、、、ん~~、、、なるほど。
アレ? この詩、朝のTVで流れている歌だね」
なんかTVの番組内で毎日流れている詩だったようです。
知ってる、知ってる。とか言いながら次から次へと調べ始めました。
「この人は不遇だったんだね~~。雨戸を少し開けて外を見ている光景が視えるよ。なんか暗い
時間だな、、夜?? あ~~朝か、、まだ日の出る前の時間だね。縁側に座って雨戸の隙間から
外の地面を見てうつむいている」
PCに掲載している写真と文から、金子みすゞの生前に さとこ は飛んでいったようです。
「どうも小さい頃から、悩むと早い時間に起きてしまって一人で黙って考え込む事が多かったみたい。
何も言葉を発する事なくずっと黙っている、、どうしたものか、、どうすればいいのか、、
そんな感じ」
彼女の外での名声とは裏腹に、家庭の事でずっと悩んでいたようです。
誰も傷つけたく無い、直接言いたく無い、、その想いを表現する手段が詩だったと。
「雀?? 雀の詩って言ってる。 これは何かな、、?」
さとこ がPCで検索して出て来た詩、
「雀のかあさん」
子供が 小雀つかまへた
その子の かあさん笑ってた
雀のかあさん それをみてた
お屋根で 鳴かずに それを見てた
「これはいつ作った詩なんだろう、、でも、どうも彼女の中の想いはこの詩に集約されているって」
雀のかあさん、、、分からないですが、もしや自殺してしまった前の詩では、、?
自分の子供の親権をかけて自殺してしまった 金子みすゞ
その事をずっと心配しているのか?
そうだろうな、、、
今、震災では金子みすゞの詩が人々の気持ちを平穏にするものとして注目され、繰り返しTVから
流れている。
さとこ が本人とコンタクトできるなら、彼女から言葉を伝える事はできないのか、、?
なんか私は凄い事を考えてしまったか?
でもいくらなんでもそこまでは出来ないよな、、
「金子みすゞに震災の事を伝えた。そしたら宮城県の上空に飛んで惨状を見ているようなんだよね。
これは酷い、、って言っている」
本人から震災に遭った人達に言葉をかけてもらえないか!?
「ちょっと待って。 何か言ってるんだけど、、、静かにしてくれる? 何か書くものあるかな、、」
しばらく後、その紙には さとこ が 金子みすゞから貰った詩が、、
「おそらと うみと とりさんと」
とりさん はとさん どこへいく
おそらのかなたに 飛んでいく
かなしくないよ
だれとでも
おそらのかなたに飛んでいく
おててつないで 飛んでいく
おそらは どこにもつながって
うみさん やまさん つながって
おそらは いつでも笑ってる
あったかい目で 笑ってる
「震災で亡くなった方々と残されたご家族のために作った詩だって。とりさんと はとさんっていうのは
色んな人が亡くなって、それは知らない人同士なんだけど皆一緒に天上に向かっているって。
一緒だから悲しくないって。うみ はまだ海中にいる人達への哀れみ。
やま というのは残されたご家族のいるガレキの山の暗喩と、山間部で暮らしていて被災した人や
動物達の事を哀れんでいる言葉。亡くなっても、離れても、残されても一緒だって。
みんな繋がっているから心配しないで下さいって。
金子みすゞっていう人は本当に優しい本物の詩人だね、、」
ーーーーーー
さとこ が霊視中に書いた詩は、さとこ 本人が作ったものと思えないんです。
何しろ文系には相当に疎いですから。
もちろん私が作れる詩でもありません。
この詩は、金子みすゞが過去に書いた512編の詩の中にあるものなのか?
私達には知る術がありません。
でも私達にはどうでも良いんです。
金子みすゞ さん
あなたとコンタクトがとれて、そして、この詩を作ってくれて本当にありがとう
ございました。
あなたの言葉の力はきっと被災された方々の心に響いていくと思います。
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