コスタリカの石球 | さとこのチカラ

コスタリカの石球

ここ一週間ほど さとこ は実家の方へ帰っていました。





ついに離婚か!? という訳じゃなくて、子供達が春休みの最中ですので休暇を兼ねた

帰省をしていただけなんですが。。

帰省といっても車で1時間ほどの近場なんで、しょっちゅう帰っているんですけどね。

久しぶりに家の中が静かになって自分一人のペースで行動できるのはありがたいです。

さとこ の方も日常が子供の世話でほぼ戦争状態ですので、こうでもしないとなかなか

休まらないみたいですから、双方にとって良い時間を過ごせたんじゃないかな?って思ってます。


そんなわけで私は静かな室内で、一人PCで本を読むようにアレコレと検索して楽しんで

いたんですが、フト行き着いたのが今回紹介する「コスタリカの石球」でした。

皆さん、この存在を知ってますか?


これなんですが


$さとこのチカラ



ほぼ完全な球体で石で出来ているそうです。

ただ発見された密林の周囲の遺構から推定された制作年代(西暦300年頃?~)からすると、

当時の文明と比較して技術的にかなり高度である事、それと材料になっているのが花崗岩で

発見場所からかなり遠い地域にある素材らしく、果たして運べたのか?という疑問。

大きさも直径2cm~2m超まで様々な大きさがあり制作目的などが不明なため、それらの要因から

オーパーツ(場違いな加工品)として紹介されているようです。


私も何となく存在自体は知っていたのですが、どこを調べても記録が残っていないため

全て推測の域を出ていない記述しか見つける事ができず、何なんだろう?ってずっと

思っていました。


ーーーー

ーーー




「今から帰るからね~~」


さとこ から電話がかかってきたのは、夜10時過ぎの事でした。

明日子供の用事があるので帰らなければならない、、と。


「あ~~静かな時間が、、俺のフリーダムが、、」


私はまた日常に戻る日々の事を考えると、少し憂鬱な気分です。



ーーー 電話があってからほどなく車が車庫に入る音が、、、1時間も経っていません。


「帰ってきたよ~~ 子供達クルマの中で寝てるから2階に運んでね。荷物もヨロシク」


いや~相変わらず人使いが荒い!

いきなり平穏な世界を壊してくれちゃいます。

体重の重くなった子供達をヒーヒー言いながら2階へ運び終えリビングに戻ると、

缶チューハイ(500mlロング)を飲みながら、私が開いていたPCの画面を見ていました。


「いや~車を運転する前は飲めないからね~! ところでコレなに?」


それはコスタリカの石球を紹介しているページでした。


「 ~~~ というものなんだけど知ってる?」

「いや知らなかったよ。何なんだろうね、、」


しばらく画面を見ていました。そして視始めていたようです。


「空から落ちてきたんだね。人が作ったものじゃないよ。。」

「え? 何だって? 視えるの?」

「視えるよ。これはね~、、何ていうのかな散弾銃ってあるじゃない? 弾が細かく爆発するやつ

 アレみたいな感じ」

「色んな人が凄い技術で作られたモノだって言ってるみたいだけど、これはねゴミなんだよ」


ホロ酔いなのか目尻がトロンとしながら さとこ は話を続けました。


「ずっと昔に地球のすぐ近くで、2人の大きな人がケンカで使った武器というか、大したモノ

 じゃなくて、、ん~雪合戦みたいにボーンって投げ合った弾の中身。それの一部が落ちて来たんだよ。

 たまたまその発見された場所に、、」


え?? 何だって? 2人の大きな人ってナンデスカ!?


「そうね~、、私達が知ってる散弾の中身って細かい粒の球体じゃない? その比率を考えれば

 この石球を使っていた人の大きさが分かるよね? うん、とっても大きい人。姿はヒマラヤの

 雪男みたいで毛むくじゃらなんだけど全身が白い毛だね。 でもそんな姿でもとっても高度な知識を

 持っていて頭は相当イイね」

「宇宙は広いんだよ。地球より想像ができないくらい大きい星があるみたいで、そこから来たんだね。

 その星の大きさの比率からだと適正な身長というか、、」

「移動する乗り物を使ったんじゃなくて、テレポーテーションで移動してきたんだね。

 で、ケンカしたのが、たまたま地球に近かった空間」


え?? ええええ???? 何を言っているのかな?

頭が混乱してきました。


「それは空想なんじゃないの?? 酔ってるの?」

「だって、、視えるんだもん」


さらに 話は続きました。


「板、、2枚の板を使って擦り合わせてゴロゴロって球を作ったんだね。地球に住む人からすると

 大きさの差がすごくあるように見えるけど、この人達にすれば、ほとんど大きさが変わらない

 っていうかどうでもいいサイズ。そんな感じで丸めて作った粒なんだね。

 じゃあさ、自分達が散弾銃を使ったとして、その散弾の粒を探す? そんなの探さないよね?

 だからこの人達からすればゴミみたいなもんなんだよ。なんか大事そうに展示されてるみたい

 だけど、そんなレベルのもの」



そうですか、、ゴミだったんですか。。

本当かな~~、、?

今だに疑問というか、想像を遥かに越える事を述べられましたので

混乱してるのですが、、


さとこ による 日常的過去視 の話でした。

信じられますか?



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