そこにいた者
妖怪っているのか考えた事ありませんか?
今回はちょっと怖い話です。
まだ さとこ が勤めていた頃、私はその会社にこっそり入った事があります。
(ホントはいけないんですが、、)
私の会社も似たような感じなんですが、ちょっと特殊な部門に勤めていまして、比較的個人間のレイ
アウトがゆったりしています。
各デスクの間には座ると首の上だけが見えるパーテーション(仕切り)があり、室内全体を見渡せる
ようになっています。
私の会社と雰囲気が違うのは、その室内の明るさでしょうか?
さとこ の会社の建物が少々古い設計ですので、その照明が少々暗かったように記憶しています。
蛍光灯なんですが全体に数が少ないのが、その理由だと思います。
ある日の事、さとこ は休日出勤をしていました。
昼間のうちは、その室内に2~3人の人が出勤していたようですが、やがて日も暮れ夜になると、
さとこ 一人と他に「もう一人いる」感じがしていたようです。
比較的広い空間なのですが、先に述べたように少々暗い蛍光灯の照明ですのであまり雰囲気は
よくありません。
8時も過ぎ、少しお腹が減ったので作業を止め軽食をとるため給湯室に向かい、室内に戻ってきた
ところ、、
「もう一人いる」と思っていた人が、いる気配がありません。
「あれっ?」
と思ったそうです。
まあいいかと、食事をとり、さてまた仕事を始めるかとPCに向かったところ、そのPCの遠方に
後ろを向いて座っている人がいます。
てっきり部内の人かと思っていたのですが、どうも服装からして雰囲気が違う、、
「なんか古い格好、、まるで70年代のような服を着ているな、、」
と思ったそうです。
PCに向かって仕事を進めますが、その視線の先にはその人が、、、、
しばらくして、その人が少しこちらを向きかけた時、
その横顔が少し見えたか、というところで さとこ は息をのみました!
「顔が、、ない、、、、、、、、、、、」
口、花、目、眉毛 全部無く、皮膚の色をした肉の塊のようなものが、チラっと見えたそうです。
「のっぺら坊!!!!」
昔話の怪談にはよく出てくる妖怪が、まさか実在するとは思ってもみなかった さとこ は、全身から
冷や汗が吹き出ると同時に、出かけた叫び声を押さえるのがやっとだったそうです。
それはやがて、座ったままの状態で少しずつ消えていったとの事です。
その日の休日出勤を終え、家に戻ってきた さとこ
なんか疲れきった顔をしていましたので尋ねたところ、このような話を聞いた次第です。
あながち昔の話も「ウソ」ではないんですね。
昔の人も「視える」人がいたんだな、、と
もちろんそれ以降、私は会社に最後まで残るのはやめました。
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今回はちょっと怖い話です。
まだ さとこ が勤めていた頃、私はその会社にこっそり入った事があります。
(ホントはいけないんですが、、)
私の会社も似たような感じなんですが、ちょっと特殊な部門に勤めていまして、比較的個人間のレイ
アウトがゆったりしています。
各デスクの間には座ると首の上だけが見えるパーテーション(仕切り)があり、室内全体を見渡せる
ようになっています。
私の会社と雰囲気が違うのは、その室内の明るさでしょうか?
さとこ の会社の建物が少々古い設計ですので、その照明が少々暗かったように記憶しています。
蛍光灯なんですが全体に数が少ないのが、その理由だと思います。
ある日の事、さとこ は休日出勤をしていました。
昼間のうちは、その室内に2~3人の人が出勤していたようですが、やがて日も暮れ夜になると、
さとこ 一人と他に「もう一人いる」感じがしていたようです。
比較的広い空間なのですが、先に述べたように少々暗い蛍光灯の照明ですのであまり雰囲気は
よくありません。
8時も過ぎ、少しお腹が減ったので作業を止め軽食をとるため給湯室に向かい、室内に戻ってきた
ところ、、
「もう一人いる」と思っていた人が、いる気配がありません。
「あれっ?」
と思ったそうです。
まあいいかと、食事をとり、さてまた仕事を始めるかとPCに向かったところ、そのPCの遠方に
後ろを向いて座っている人がいます。
てっきり部内の人かと思っていたのですが、どうも服装からして雰囲気が違う、、
「なんか古い格好、、まるで70年代のような服を着ているな、、」
と思ったそうです。
PCに向かって仕事を進めますが、その視線の先にはその人が、、、、
しばらくして、その人が少しこちらを向きかけた時、
その横顔が少し見えたか、というところで さとこ は息をのみました!
「顔が、、ない、、、、、、、、、、、」
口、花、目、眉毛 全部無く、皮膚の色をした肉の塊のようなものが、チラっと見えたそうです。
「のっぺら坊!!!!」
昔話の怪談にはよく出てくる妖怪が、まさか実在するとは思ってもみなかった さとこ は、全身から
冷や汗が吹き出ると同時に、出かけた叫び声を押さえるのがやっとだったそうです。
それはやがて、座ったままの状態で少しずつ消えていったとの事です。
その日の休日出勤を終え、家に戻ってきた さとこ
なんか疲れきった顔をしていましたので尋ねたところ、このような話を聞いた次第です。
あながち昔の話も「ウソ」ではないんですね。
昔の人も「視える」人がいたんだな、、と
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