🍀うにくるの信州蕎麦の旅 第41話🍀
松本市 [手打ちそば あるぷす]
3週間、、、再び、
浅間温泉にきたにゃー♪
[くる] キシャーーー!!
[うに] 前回、
ひでのらが20年前に、
『ホテル玉の湯』で懐石料理を
作ってたという話をしたにゃ。
くるくるは、懐石料理とは
どんなものか、説明できるかにゃ?
[くる] 解析料理ーーー!!
[うに] くるくるは、また、
勘違いしてるにゃ💧
すごーく、ざっくり、
一言で言ってしまうと、
日本料理のフルコースにゃ。
でも、洋食のフルコースとは、
根本的、精神の部分が違うにゃ。
[くる] ムゥ~~~~?
[うに] 昔々、修行中のお坊さんは、
沢山食べられなかったにゃ。
でも、夜遅くなるとどうしても、
お腹が空いてくるにゃ。
そんな時、人肌に温めた石を
ふところに入れて
空腹感を凌いでたにゃ。
懐に石、、、で、懐石にゃ。
懐石料理は、前菜に始まり、
刺身、吸い物、、、と
続いていって、最後に、
ご飯とお味噌汁が出てくるまで、
すべての料理が、ほんの
少しずつ、出てくるにゃ。
『これで凌いで下さい。』
『これで凌いで下さい。』と、
温かい料理は、温かいまま、
冷たい料理は、冷たいまま、
少しずつ、お料理を出して、
お客様をおもてなしする、
それが懐石料理の精神にゃ。
[くる] ホゥーーーホゥーーー♪♪
[うに] くるくるがフクロウさんに
なってるにゃ。
感心してるみたいだにゃ♪
さて、
ひでのらが働いてた頃、
玉の湯さんでは、
懐石料理のコースのちょうど
真ん中あたりで、
『お凌ぎ』という名目で、
50グラムぐらいの少ない量の
冷やかけそばを出してたにゃ。
まさに、
『ご飯が出てくるまで、
まだありますので、これで
凌いで下さいませ。』
という意味合いだにゃ。
前回も話したにゃけど、
いま、ホテル玉の湯のお蕎麦を
打ってるのは旦那さん(社長)だにゃ♪
でも、ひでのらが働いてた頃には
近所の老舗お蕎麦屋さんから
お蕎麦を分けてもらってたにゃ♪
ホテル玉の湯の懐石料理の
一品として出されてたお蕎麦、
ホテル玉の湯、御用達の
お蕎麦屋さん、
それが、
『手打ちそば あるぷす』さん
だにゃー♪

[くる] キシャーーー!!
[うに] 『あるぷす』という店名から、
わりと最近できたお店かと
思う人もいるかもにゃ。
実は明治27年創業の老舗にゃ♪
それ以前は、陶器のお店だったから、
蕎麦屋さんとして創業した当時の
屋号は『せとや』。
2代目が、山登りが好きだったから、
屋号を『アルプス』に変更。
そして、昭和47年、4代目によって
いまのひらがなの『あるぷす』に
なったらしいにゃ♪
[くる] ピーーー!!
[うに] さあ、ここで、
本日のスペシャルゲストを
紹介するにゃ♪
ワタシ達の召し使い、
ひでのらだにゃー❗❗
[ひで] ピコ…………ピコ……………………

[うに] ………………………………………💧
[ひで] ピコ、ピコ、プゥゥゥゥ∮¶₩

[くる] …………………………………………💧💧
[うに] くるくる、心配いらないにゃ💧
ひでのらはさっき、
カラスにさらわれて
電柱の高さから落ちたにゃ💧
丈夫なひでのらのことにゃから、
小一時間もすれば
元に戻るにゃ。
[ひで] ピコ、ポヶ、プゥゥゥ∋€@
[うに] とにかく、、、
ひでのらは玉の湯で働いてた頃に
あるぷすさんのお蕎麦を
食べてたはずにゃ。
今日はひでのらの舌に
かかってるんだにゃあ❗
[ひで] プゥゥゥゥゥЮ∂∀
[くる] シッカリシローーー!!
[うに] くるくる、メニューをみるにゃ♪
普通のお蕎麦はもちろんにゃけど、
いろんなお蕎麦料理があるにゃ♪

[くる] 蕎麦ジャーーー♪♪
[うに] くるくる、それは蕎麦だにゃ💧
[くる] 蕎麦ジャーーー♪♪
[うに] はにゃ❗
そういうことかにゃ?♪
普通のお蕎麦より幅広にゃから、
クチビルや口の中にお蕎麦が付く
面積が広いにゃ♪
そのぶん、普通のお蕎麦より、
蕎麦を感じることができるんだにゃ♪
なるほどにゃあ♪
[ひで] ハム…………ハム……………♪
[うに] 次は、『そばがき』がきたにゃー♪

[くる] そばガッキーーー♪♪
[うに] あるぷすさんのそばがきは
かきっぱなしな感じの
形の整ってないやつだにゃ♪
海苔がついてるのがウレシいにゃあ♪

[くる] チャム……………チャム……………♪♪
[うに] 次はくるくるの、
『天ざるそば』だにゃあ♪

[くる] キャアアアアアアーーー!!
[うに] あるぷすさんのニ八そばは、
コシがしっかりしてるにゃ♪
お蕎麦を楽しむちょうどいい感じの
細さだにゃあ♪

[うに] 天ぷらの衣は、
たっぷり付いてるにゃ。
でも、パリパリにゃあ♪

[うに]
海老、
なす、
ピーマン、
カボチャ、
イカ、
かき揚げ、
[くる] 美味ミャーーー!!
[ひで] ポコ、ポコ、ピコ、ピコÅЩヱ
[うに] 『やまびこセット』がきたにゃー♪
土日祝日数量限定にゃ♪

[うに] 『水そば』、『十割』、『ニ八』
三種盛り合わせだにゃ♪
水そばは、最高級の玄そばのむき実
のみを石臼挽きして荒めに製粉した
外ニ八(蕎麦粉10、つなぎ2)だにゃ♪

[うに] まずは水につけて食べるにゃ♪
この食べ方は、お蕎麦も水も、
良いものじゃないとダメだにゃ。
さすが、老舗の自信だにゃあ♪
お塩につけると、さらに甘くて
お蕎麦の香りを感じるにゃ♪
最後におつゆで頂くにゃ♪
[うに] あるぷすさんの十割そばは、
ニ八より少し、太めにゃ。
より、お蕎麦の香りを
感じるにゃあ♪

[くる] チャム……………チャム……………♪
[うに] ひでのら、どうかにゃ?
懐かしの、あるぷすさんのニ八そばは?

[ひで] プゥ~~~~~~??(・_・;?
[うに] はにゃ💧
ひでのらがホテル玉の湯で
働いてたのは20年前だにゃ💧
さすがに20年前のお蕎麦の味を
覚えてるわけないにゃ💧
[ひで] ピコプゥーーー∞θё
[うに] なるほどにゃ。
食べてみると確かに
あるぷすさんのコシのある、
清々しいお蕎麦だと言ってるにゃ。
ひでのらはホテル玉の湯で、
天ぷらを揚げながら、
時間があるときには、
お蕎麦も茹でてたらしいにゃ。
沸騰しているお鍋に入れて30秒。
お箸でかき混ぜたりしないにゃ。
30秒経ったら流水で
手早く洗うにゃ。
真冬にはこれが、
本当に冷たくて、辛い作業だにゃ。
お蕎麦は、打つ工程だけじゃなく、
すべての工程に気を使わないと、
本当に美味しいお蕎麦は
できないんだにゃあ…………
[ひで] ポピ、ポピ、プゥゥゞЯ§
[うに] 〆に甘味だにゃ♪
『一口そばぜんざい(小)』

[うに] ワタシはいままでに、
そばぜんざいを食べたことは
そんなに、ないにゃ。
でも少なくとも、ワタシが
いままでに食べた、そばぜんざいでは、
ナンバーワンだにゃ♪
あるぷすさんには、
『一口そばぜんざい(小)』390円と、
『そばぜんざい(大)』1140円が
あるにゃ。
(小)のほうでも、食後に
食べるには充分なボリュームにゃ♪
なのになんで、(大)があるのか、
値段的にたぶん量は倍以上だと
思われるにゃ。
でも、食べてみたらわかったにゃ❗
これは好きな人なら、
(大)で食べたくなるぜんざいにゃ❗❗
[くる] ムッキーーー💢💢💨
[うに] はにゃ💧
くるくるもぜんざい、
食べてみたかったのかにゃ?💧
くるくるはあんこが嫌いではなく、
あまり好きではない、
だったんだにゃ💧
こんなに美味しいそばぜんざいなら、
味見してみたかったんだにゃあ…
しょうがにゃい。
次にきたときは、(大)で
注文するにゃ♪
くるくるは他にも食べてみたい
メニューがあるみたいにゃし、
また、くるにゃー♪
[くる] キシャーーー!!
[ひで] プゥゥゥゥゥゥ💢💢💨
[うに] ひでのらの事を忘れてたにゃ💧
ひでのらも、浅間温泉限定で、
また連れてくるにゃー♪
さあ、ここは、
なんと言っても温泉街にゃ♪
あるぷすさんの裏のほうにある
足湯に浸かって、
のんびりしてから、帰るにゃー♪
[くる] 熱チャーーー❗❗❗❗💦💦
うにうに、くるくるの旅は、
まだまだ続く。
(2019 4/27)