集中豪雨などによる大規模な水害の損失額が膨らんでいるそうです。
国土交通省によると、2021年の国内の水害被害額(暫定値)は・・・、
3,700億円
であり、5年間の平均で初めて1兆円を超えたそうです。
やはり、気候変動の影響で、水害の起こるリスクが高まっているようです。
国としては、危険な地域の居住を減らすべく集団移転などの対策に力を入れているようですが、中々進んでいないとのこと。
5年毎の平均被害額を分析すると・・・、
2017〜2021年 1兆320億円
2012〜2016年 3,820億円
だとのこと。
2017〜2021年では、前の5年間と比較して、約2.7倍ということになります。
まあ、これだけ被害が出るということは、それだけ保険金の支払いがあるということになりますね。
そう考えると、保険料が上がってしまうのは、致し方ないことなのかもしれませんね。
ただ、2021年の被害額は2年連続で、前年を下回ったようです。
しかし、温暖化が進むと、水害リスクは高まるようなので、この流れは変わらないのかもしれませんね。
物件を買う時は、災害リスクも考慮して、ハザードマップは見るようにしてます。
それが関係あるのか否か不明ですが、自分の物件が被害にあったというのは、無いと言っていいと思ってます。
北海道胆振東部地震でも、そんなにダメージは無かったですから。
因みに、水害リスクの高い地域については、安全な場所への移住を促しているようで、移転先の住宅・土地の購入に絡むローンの利子相当額や引越し費用などを支援するとのこと。
ただ、東日本大震災以降、自然災害を理由に集団移転した事例は無いとのことで、中々上手くいかないようですね。
このような政策に乗るのは、悪くないと思うんですが、住み慣れた場所は離れたくないんでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇♂️。