ウニィグ隊長です(*´ω｀*)
・・・昨年の11月末に東京のスタジオを借りて撮影した・・・
「ゆか」さんのウェディングイメージの撮影ですが、
どなたか、スタジオ撮影の説明をしてと言われていたので、
少し撮影How Toネタとして説明してみたいと思います。
※あくまで自己流なので、基本はその手の本を参照してね！
「1」 まず、年明けの年賀に使った写真がこちら
撮影ポジション1 撮影DATAはこちら
NIKON D800 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G ISO:160 SS:1/250 f/2.0 ＋1.0EV
「2」 そして撮影機材他の条件をまとめたものがこちら
「1」のカメラポジションは（B）の位置になります。
今回の準備においてのキーは、照明条件が不明だった所です
スタジオ無料貸し出しの「LEDスタジオライト CN-900HS」は
１台の予定、しかし確約ではなく壊れてなけれは貸出との記載
万が一を考えると、自前の照明で保険が必要・・・なので
300球と600球のLED照明を購入して持ち込みました。
（CN-900HSは900球で色温度5400K、ですがスタジオの後は
野外ナイトロケ予定でしたので、野外照明との親和性を考え
3500k-5500k可変の物を購入しました）
そんな都合もあり・・・
カメラ機材：NikonD800＋レンズ5本
（14-24・24-70・58・85・ﾌｨｯｼｭｱｲ）
に、照明機材、衣装・小物など・・・
かなりの量の機材搬入となりました・・
で、「ゆか」さんは以前説明しましたが、
モデルでもあり、カメラマンでもあり
映像クリエーターでもあるので・・・
スタジオでは、着替えの間や撮影の合間も、
機材や照明の話で盛り上がります・・・
例えば、LEDライトをセットしている時には
ゆかさんも先日、LEDライトを買ったけど
写真の上がりが良くなくて、すぐに売ったとの事
結局タングステンライトをそろえたけど、
あまりの電力消費で、先日引っ越した所に
スタジを作成中だけど、電源容量が足らなくなって
ブレーカー変えたとか・・・・
私もLEDライトは指向性がきつい光で、顔がどぎつく写るから、
メインで使う場合は必ずバウンスさせて使うと言うと・・・
「なるほど・・・でもタングステンにはかなわないのは何で？」
との質問だったので・・・
光りの質や、色温度そのものが低い方が、顔の表面で
反射するのではなく、周波数が低い光は、肌の中に入り
お化粧を透過する段で拡散されて柔らかい写りになると
理解していると言うと・・・「なるほど」・・・とか
どう考えても、モデルさんと、カメラマンの会話ではなく
カメラマン同士の会話・・・さらに話は動画に移り
ゆかさんがビデオ用三脚を、ヤフオクで5万で買ったが
映画の様にスムーズにパンできない・・・との質問
私も映像機器メーカーに務めているので、ビデオ用三脚は最低でも
足とオイル雲台込みで30万は出さないと、まともな撮影ができない
高い雲台は荷重調整ができるので、機材に合わせて追い込める。
と説明すると、「やっぱり！」とか・・・・
そんな話を延々しながら、撮影は押しに押して・・・・
当初３時間借りていたスタジオを２時間延長の５時間使用
その後、予定していた紅葉との撮影は断念して、
ナイト撮影になだれ込み・・・そちらも延長２時間で・・・
合計９時間３０分・・
「ゆか」さんをチャーターすることになりました・・・・
脱線したので・・・もう一度・・(#^^#)
話を戻して・・・照明の配置図を見て頂くと・・・
スタジオの天井蛍光灯は醜いほどフリッカーが
キツイ（ゆかさんも気付いてた）ので消灯・・・
メインの900球LEDライト（ラッキー2灯有った！）は、
モデルさんに対して約45°の角度で直射光1/3と、
レフに当てた拡散光2/3で芯を残してほぼフラットに当て、
陰があまり出ないようにしています。（環境光代替）
それだけでは、見栄えがしないので、持ち込んだ600球の
LED照明を、三脚と一脚を連結してTOPライトに使用
いろんな照明の影が背景のガラスブロック壁に落ちるので
300球のLED照明も使って、バックの輝度を確保・・・
そんな感じの照明で、撮影をスタートしています・・・・
「3」 扉にも使ったこの写真は（A）の位置から脚立にて撮影
撮影ポジション１ 撮影DATAはこちら
NIKON D800 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G ISO:160 SS:1/125 f/2.8 ＋1.0EV
「ゆか」さんには、しゃがんで頂いて・・・
少し立体感を出すのに、右側の照明を強めに、
影消しの300球LEDはウェディングの裾が
暗くならないように、椅子の上に置いて当ててます
TOPの600球はティアラの真上あたりから照射しています
そんなこんなで、４灯の照明をポーズ変更の度に
微調整しながら撮影するので・・・・押してしまう訳です
ちなみに、各「ゆか」劇場シリーズで、
どの程度シャッターを切っているのか
撮影時間と撮影枚数を調べてみました・・・・
１回目秋葉原撮影で 784枚/2H = 397枚/H
２回目大阪の撮影で 1880枚/6H = 313枚/H
３回目東京ドーム 1315枚/3.5H = 375枚/H
４回目スカイツリー798枚/3.5H = 228枚/H
５回目押上スタジオで1417枚/5H = 283枚/H
６回目今回最終撮影 1503枚/9.5H = 158枚/H
※電車移動＋食事ロス1.5Hを引くと188枚/H
という結果でした・・・
最終回は会話が多くて少な目ですネ(＾ω＾)
総じて私の場合は撮影準備を除くと２秒で１枚、
乗ってくると１秒１枚のペースで撮影しています。
そんな感じです・・・・
もう数枚・・・貼りますね～
「4」 全身はこんな感じです・・・
撮影ポジション２ 撮影DATAはこちら
NIKON D800 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G ISO:160 SS:1/500 f/2.2 ＋1.0EV
ここまで画角を広げると、照明が足りなくなってしまうので、
天井照明も点けましたが・・・フリッカーが厳しい・・・
「5」 あ・・そういえばバックUPにカメラもD3持って行ってた！
撮影ポジション３ 撮影DATAはこちら
NIKON D3 AI AF Nikkor 85mm f/1.4D ISO:500 SS:1/1000 f/2.2 ＋0.3EV
そんなこんなの撮影でした～
聞きたい事とかあれば、お気軽に～(*´ω｀*)
ほんじゃまたぬ～ん(*´ω｀*)／
・・・昨年の11月末に東京のスタジオを借りて撮影した・・・
「ゆか」さんのウェディングイメージの撮影ですが、
どなたか、スタジオ撮影の説明をしてと言われていたので、
少し撮影How Toネタとして説明してみたいと思います。
※あくまで自己流なので、基本はその手の本を参照してね！
「1」 まず、年明けの年賀に使った写真がこちら
撮影ポジション1 撮影DATAはこちら
NIKON D800 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G ISO:160 SS:1/250 f/2.0 ＋1.0EV
「2」 そして撮影機材他の条件をまとめたものがこちら
「1」のカメラポジションは（B）の位置になります。
今回の準備においてのキーは、照明条件が不明だった所です
スタジオ無料貸し出しの「LEDスタジオライト CN-900HS」は
１台の予定、しかし確約ではなく壊れてなけれは貸出との記載
万が一を考えると、自前の照明で保険が必要・・・なので
300球と600球のLED照明を購入して持ち込みました。
（CN-900HSは900球で色温度5400K、ですがスタジオの後は
野外ナイトロケ予定でしたので、野外照明との親和性を考え
3500k-5500k可変の物を購入しました）
そんな都合もあり・・・
カメラ機材：NikonD800＋レンズ5本
（14-24・24-70・58・85・ﾌｨｯｼｭｱｲ）
に、照明機材、衣装・小物など・・・
かなりの量の機材搬入となりました・・
で、「ゆか」さんは以前説明しましたが、
モデルでもあり、カメラマンでもあり
映像クリエーターでもあるので・・・
スタジオでは、着替えの間や撮影の合間も、
機材や照明の話で盛り上がります・・・
例えば、LEDライトをセットしている時には
ゆかさんも先日、LEDライトを買ったけど
写真の上がりが良くなくて、すぐに売ったとの事
結局タングステンライトをそろえたけど、
あまりの電力消費で、先日引っ越した所に
スタジを作成中だけど、電源容量が足らなくなって
ブレーカー変えたとか・・・・
私もLEDライトは指向性がきつい光で、顔がどぎつく写るから、
メインで使う場合は必ずバウンスさせて使うと言うと・・・
「なるほど・・・でもタングステンにはかなわないのは何で？」
との質問だったので・・・
光りの質や、色温度そのものが低い方が、顔の表面で
反射するのではなく、周波数が低い光は、肌の中に入り
お化粧を透過する段で拡散されて柔らかい写りになると
理解していると言うと・・・「なるほど」・・・とか
どう考えても、モデルさんと、カメラマンの会話ではなく
カメラマン同士の会話・・・さらに話は動画に移り
ゆかさんがビデオ用三脚を、ヤフオクで5万で買ったが
映画の様にスムーズにパンできない・・・との質問
私も映像機器メーカーに務めているので、ビデオ用三脚は最低でも
足とオイル雲台込みで30万は出さないと、まともな撮影ができない
高い雲台は荷重調整ができるので、機材に合わせて追い込める。
と説明すると、「やっぱり！」とか・・・・
そんな話を延々しながら、撮影は押しに押して・・・・
当初３時間借りていたスタジオを２時間延長の５時間使用
その後、予定していた紅葉との撮影は断念して、
ナイト撮影になだれ込み・・・そちらも延長２時間で・・・
合計９時間３０分・・
「ゆか」さんをチャーターすることになりました・・・・
脱線したので・・・もう一度・・(#^^#)
話を戻して・・・照明の配置図を見て頂くと・・・
スタジオの天井蛍光灯は醜いほどフリッカーが
キツイ（ゆかさんも気付いてた）ので消灯・・・
メインの900球LEDライト（ラッキー2灯有った！）は、
モデルさんに対して約45°の角度で直射光1/3と、
レフに当てた拡散光2/3で芯を残してほぼフラットに当て、
陰があまり出ないようにしています。（環境光代替）
それだけでは、見栄えがしないので、持ち込んだ600球の
LED照明を、三脚と一脚を連結してTOPライトに使用
いろんな照明の影が背景のガラスブロック壁に落ちるので
300球のLED照明も使って、バックの輝度を確保・・・
そんな感じの照明で、撮影をスタートしています・・・・
「3」 扉にも使ったこの写真は（A）の位置から脚立にて撮影
撮影ポジション１ 撮影DATAはこちら
NIKON D800 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G ISO:160 SS:1/125 f/2.8 ＋1.0EV
「ゆか」さんには、しゃがんで頂いて・・・
少し立体感を出すのに、右側の照明を強めに、
影消しの300球LEDはウェディングの裾が
暗くならないように、椅子の上に置いて当ててます
TOPの600球はティアラの真上あたりから照射しています
そんなこんなで、４灯の照明をポーズ変更の度に
微調整しながら撮影するので・・・・押してしまう訳です
ちなみに、各「ゆか」劇場シリーズで、
どの程度シャッターを切っているのか
撮影時間と撮影枚数を調べてみました・・・・
１回目秋葉原撮影で 784枚/2H = 397枚/H
２回目大阪の撮影で 1880枚/6H = 313枚/H
３回目東京ドーム 1315枚/3.5H = 375枚/H
４回目スカイツリー798枚/3.5H = 228枚/H
５回目押上スタジオで1417枚/5H = 283枚/H
６回目今回最終撮影 1503枚/9.5H = 158枚/H
※電車移動＋食事ロス1.5Hを引くと188枚/H
という結果でした・・・
最終回は会話が多くて少な目ですネ(＾ω＾)
総じて私の場合は撮影準備を除くと２秒で１枚、
乗ってくると１秒１枚のペースで撮影しています。
そんな感じです・・・・
もう数枚・・・貼りますね～
「4」 全身はこんな感じです・・・
撮影ポジション２ 撮影DATAはこちら
NIKON D800 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G ISO:160 SS:1/500 f/2.2 ＋1.0EV
ここまで画角を広げると、照明が足りなくなってしまうので、
天井照明も点けましたが・・・フリッカーが厳しい・・・
「5」 あ・・そういえばバックUPにカメラもD3持って行ってた！
撮影ポジション３ 撮影DATAはこちら
NIKON D3 AI AF Nikkor 85mm f/1.4D ISO:500 SS:1/1000 f/2.2 ＋0.3EV
そんなこんなの撮影でした～
聞きたい事とかあれば、お気軽に～(*´ω｀*)
ほんじゃまたぬ～ん(*´ω｀*)／