単純には背骨のアライメントが大切である。
背中側が歪んでないか、凝ってないか、張ってないか、そういうことをチェックする。
専門的に勉強をしなくても、簡単に理解をしていけば、誰にでもそれなりの見立てができるようになる。
背骨を中心軸にして、左右を見比べる、触り比べていけば良いのである。
こんもりしてたり、硬かったり、冷たかったりしたら、その近くの臓器が疲れているということである。
ほとんどは左右どちらに出るが、両方そのような状態が見受けられるときは肉体的な疲労がかなり進行している。
十分な休息が必要なことはもちろん、専門的な人に力を借りてほしい。
自分で寝るにも、なかなかうまく寝られず回復が困難だからである。
野口整体創始者の、野口晴哉先生は、
整体を川の流れを整えるとおっしゃっていた。
ナンジャラホイ。
と思っていたが、体に触れるようになって約9年。
なるほどなるほどなるほどな♩と思うようになってきた。
体はできるだけ、たくさん触れず、最小介入で流れを整えてあげれば、自ずから良くなっていくものである。
体の状態は背中からチェックし、背中で対処していくことができる。
ストレッチポールのようなものも、取り入れてみてもいいかもしれない。
整体的なアイデアとストレッチポールは深く研究していないので断言はできず、申し訳ない。
さて、対しておなか側、つまり体の前面は、心の状態を表す。
僕はお腹の専門家として、超腸セラピーというサービスを提供している。
アレコレやるけど、今でもコレがメインである。
腹部の張り、コリのみならず、胸部もそうであるし、
1番わかりやすいのは頭部である。
表情と言う。顔の状態は実にわかりやすい。
心の状態を反映していく。
もっと端的に言えば、体の正中線上のコリとして、心は肉体に反映する。
悩みすぎると胃が悪くなる。
人間関係で困れば、喉がかたくなる。
これからの時期のオススメのケアグッズは、ホッカイロ。
コリは温めると良い。
ほとんど誰にでもできる。
気をつけてほしいのは、火傷しない程度で行うこと。
アッチーーーー!!
と我慢できなくなったら離す。
徐々に冷えて、ひんやりと涼しさを感じるようになったら再度当てる。
大抵はこんなことでコリが緩んでいく。
湯たんぽなどでもいいが、電子カイロはオススメしない。
繰り返し言っておくが、電子カイロはオススメしない。
何度か繰り返せば十分ほぐれてくるだろう。
知識が伴えば自分でせんねんきゅうなどを使ってもいいだろうが。。。
ホッカイロならツボも何もわからなくても大きさがあるのでカバーできるだろう。
背中は体を。
お腹は心を。
もちろん高度な知識とスキルが伴えば、背中から心を、おなかから体を、とすべて網羅することはできる。