バッチフラワーレメディ
「ただ病気を治すだけであってはいけない」
英国医師エドワード・バッチ博士はこう言い残しています。
ただ病気を治すだけであっては、病気を治しても本人が本来気づくべきことを、体が治るだけで見過ごしてしまうだろう。
だから病気を治すだけでなく、本人の心をも治そう、と。
あなたが何で悩んでもレメディは助けてくれます。
これが今、私達がレメディを学ぶ最大の理由です。
■同じものは同じものを治すという発想。
バッチ博士はレメディを発見する前、最初ドイツ人のハーネマンに深い感銘を受けました。
その本がオルガノン。。。ホメオパシーの創始者ハーネマンの著書です。
日本では整体の概念で、症状即療法という考え方があります。
例えば発熱は、病原菌と戦うための体の機能、といえばわかりやすいでしょうか?
西洋では面白い発想をしました。発熱を治すための方法に、摂取すると発熱してしまう植物を使ってみたのです。これは毒をもって毒を制するという考え方です。
具体的には、その植物の成分を希釈して薄めていき、限りなく成分が入っていない、ごくごく薄い状態にしていくのです。
現代の医学でも発見されていますが、この病気にかかると、同時にこの病気にはかからないというものがあります。
ホメオパシーは、同種のものを取り込むことで、もともとあった症状を追い出してしまおうという発想です。
■ホメオパシーから、その先へ。
バッチ博士はこの創始者ハーネマンに多大なる影響を受け、当初のレメディ研究がスタートしています。ホメオパシー学会でも何度も講演や寄稿文を書いています。
このころ、バッチ博士の頭のなかにあったのは、
もっとシンプルなものを。ということと、
真の治療に毒が必要だろうか?という疑問でした。
彼は、ここで大きな転換を取ります。
短気を癒やすのではなく、反対の寛容さを学ぶことができれば、短気は克服できるであろう、、、と。
短所は治さなければいけないなにかではなく、、、その対となる長所を伸ばすことで、治してしまおうという発想法です。
■バッチフラワーレメディがもたらすもの
バッチフラワーレメディが我々にもたらしてくれる恩恵は、
生きる上で困らなくなるための38個の知恵と徳。
大別すると7つのグループ。
平和、希望、確信、喜び、信頼、智慧、愛。
となっています。
■私達が学びたいもの
講座では常に、バッチフラワーレメディについて学ぶとは、バッチ博士自身を丸呑みすることだと考えています。
多くの人に愛され支えられた偉大なる人物。また多くの人を無私なる心で助けた真の医療者。
まだ、亡くなって80年ほどで100年経っていないんです。
彼とその成果であるバッチフラワーレメディが正当な評価を受けるまで、きっと何年もかかるでしょう。
まだバッチ博士の足元にも、及びませんけれど、、、これこそ残していきたいなにかだと思います。
■日常生活にバッチフラワーレメディを
バッチ博士の見た夢は、いつの日かバッチフラワーレメディが当たり前になること。
おなかが減ったから、畑で摘んだレタスを食べよう。恐怖を感じたから、ミムラスを飲もう。
生活に根ざして、バッチフラワーレメディを使ってくれる人が、当たり前になっていくこと。