6/22 帰り道 | たかがピアノされどピアノの日常

たかがピアノされどピアノの日常

埼玉県戸田市のピアニスト伊集院紀子の毎日

帰り道です。


もう、うん十年前にドレミから日比谷先生に手解き頂いて、あの長谷の広ーいお家に伺ったのが本当に懐かしくなりました。。泣き笑い


今日は恩師日比谷友妃子先生と、幼稚園から芸大までずっとご一緒だった幼馴染の平塚久子先生の喜寿記念デュオコンサートでした。


私が音大行ったのも何だか勢いだったから今振り返るとウソみたいだし、大学で高良先生に見て頂けたのも大変だったけど得難い経験だったし、そこから安川加寿子先生に隔週で伺う事になり、くしくも日比谷先生の先生に見て頂くという不思議なつながりができ、そして私は安川先生の大学最後の生徒となりました。


高良先生にも安川先生にも、私は全然良い生徒じゃなかったと思いますが、その後マッサーリア氏に出会い、なぜか今ピアニストになって、ピティナや他コンクールで審査する側にいるのもホントびっくりです。。。人ってどんな道に進むか分かりませんね。


そんな今も、あの大仏の裏道を通った日々があったからだなあと、お二人の演奏を聴きながらほろっときました。


それにしても幼稚園から芸大までご一緒で、お二人とも77歳すぎても一緒に曲を作れる技術と体力を保ち、リサイタルプログラムを完遂できるほどお元気って本当に素晴らしい事ですよね。私にはそんな同世代の友人はいませんので、羨ましく思いました。


今回みたいにちゃんと二人でやるの初めて、とステージでおっしゃっておられましたが、大昔にお二人でデュオを聴かせて頂いたのをよく覚えています。


まだ中、高生くらいだったかと思いますが、発表会以外に確か2台ピアノの発表会を始められて、その時だったかに自分の先生が演奏して下さると言う事で凄く嬉しかったのを覚えてます。


今日のプログラムはすごくヘビーでした!ラヴァルスやシューマン変奏曲、モーツァルトソナタ、小倉作品など盛りだくさんで、最後はシャブリエのスペイン狂詩曲でした。この曲は日比谷門下の何歳の時だったか、一個上の先輩とやった曲でした。すご〜く懐かしかった泣き笑い泣き笑い泣き笑い


何月が経ったんですね…そしてこれからも更に月日が流れていくんだわ、、、


良い時間でした。。。