9月4日 日曜日 ツェルニーの再教育 | たかがピアノされどピアノの日常

たかがピアノされどピアノの日常

埼玉県戸田市のピアニスト伊集院紀子の毎日

今日は、前日の夜更かしから当然ご推察の通り、お二人は11時近くまで

覚醒しませんでした。


とはいえ、私も一緒に先生宅で昼近くまで寝てるわけにもいかず、

10時半ころからパラパラと練習し始めました。

もしかしたらそれで二人とも目が覚めたのかも。


今日はレッスンもないし、外出の予定もないので、

私はずっと家で練習でした。


さらに、夜の練習で、今ツェルニーをひとつやってしまおうということになって、

レッスンが始まりました。


とろとろ・・・・といっても、常識的な速さで弾いていると、「遅い」といわれ、

ヴェローチェ!ヴェローチェ!!とあおられ、信じがたい速さで弾かされました。

弾けなかったけど。


弾き終わるなりため息もでないM師。固まってしまいました☆

こういうこともあろうかと、最初に、「ツェルニーが・・・ちょっと。。。」と

ことあるごとにアピールして、最初のショックを和らげておこうと思ったのですが、

あまり効果はなかったらしい。


ツェルニー60番は、繰り返しの塊になっていて、それぞれや、三つ程度を続けるなら

なんとかなりますが、曲一つをあの速さで弾き通すのがツライ。


私は、「いかに手や体を楽にして最後までもつように弾くか」というスタンスで弾いてきましたが、

「楽に弾いちゃだめ」なんだって。

その曲で鍛えられる箇所を弾きにくい形のまま練習するんだそうです。

だから、「弾ける」手の形でサラサラと弾きとおしたら、練習のイミがないということです。


その曲からどの筋肉を鍛えるかの説明を受けましたが、

大体なぜそんなことに気付けるのか??

まあ内容の詳細はまた帰ってからトリノ日記で。


しかしこの様子だと、

他のツェルニーも全滅だと思うので、弾くたびにM師が

「固まる」か、「虚脱する」かするかと思うと、、、、

これがあと5回もあるのか。。。。はぁ。。