さて上の素晴らしい画像の説明は後ほどにして。
岩見沢駅だ。
ちなみにこのまま函館本線を先に進むと旭川が終点だ。
向こうのホームに何かが見えるぞ。
ばんばのオブジェだった。
しばらく前までは、岩見沢にばんえい競馬があったのだが、今は帯広だけになってしまった。
駅前広場にはメタセコイア。
正直のところやや閑散とした駅前なのだが、先の方に柳橋の心に響く看板が見えた。
「つるや」と「そばうどん」の看板だ。
でも残念ながらつるやさんはおしゃれの店で、そのお隣りが八洲というお蕎麦屋さんだった。
営業時間は終わっていたが、八洲のお品書きをチェック。
Sさんによると、げそ丼が名物だという。
ザンたれ丼はザンギのことかな?
さて今日のお店に向かおうと思ったら地面に何かの実が落ちていた。
上を見ると結構成っている。
アケビかなあ?
いい感じの駅前横丁を通過し、
お店にたどり着いた。
素晴らしい佇まいじゃないですか。
やきとり三船。
元々は炭鉱が栄えていた頃の美唄で始まった美唄焼き鳥というのがあって、その草分け的なお店だという。
Sさんと記念撮影。
超人気店のこちら店内は混み合っているが、Sさんに予約していただいたお陰で、すんなりとテーブル席に付いた。
ありがとうございます。
キンキンに冷えた生ジョッキで乾杯!
もちろんサッポロビールだ。
今日はよろしくお願いします。
お品書きはこちら。
食べ物は、やきとり モツ1本(150円)、セイニク1本(150円)だけで、その次にかけそば1杯(430円)が来る。
あとは、おしんことキムチのみ。
焼き鳥の次に、いきなり蕎麦という並びが、柳橋をザワザワとさせる。
やっぱり北海道で飲むビールは美味しいなあ。
冬は雪深いこちらなので、エアコンなどはなく冷風機が活躍している。
そしてこれがモツ20本!
こちらでは、10本単位で注文するのが定番だという。
Sさんが予約時にこれを注文しておいてくれたのだ。
味付けは塩胡椒のみ。
モツは、レバ、ハツ、砂肝、キンカンで、それぞれが適宜組み合わされるのだが、どの串にも玉ネギが挟まる。
これは旨いぞ。
特にキンカンが素晴らし過ぎる。
飲み物はサッポロ大瓶に進む。
おしんこも旨い。
冷酒は北の譽。
焼き鳥と共にドンドンと吸い込まれていく。
でもここでSさんから「柳橋さん串は2-3本残しておいてくださいね。」とご指導いただく。
ハイ 分かりました。
追加のセイニク10本!(右側)
お母さんが皿上のモツの串を整え、セイニクを並べてくれた。
これがまた美味しい。
たまらずに徳利に入った焼酎(甲類)を2合。
これを水割りで飲る。
そしてここでメインの「かけそば」だ。
ネギが乗った普通のかけそばに見えるが...
まずはレンゲでお汁を一口。
鶏脂の膜が張り、火傷しそうに熱々だ。
そして、ここでですよ。
大切に残しておいた焼き鳥を、おそばの丼に浮かべるのが三船流だそうだ。
しかし素晴らしいビジュアルだなあ。
留学、移住、移民、越境などというショウモない言葉を思いつく余裕もなかった。
でもリフトは忘れない。
Sさんもリフト!
蕎麦自体も素晴らしい。
残しておいた串は冷めかけて多少固くなっているのだが、それをそば汁に浸すと焼き鳥が蘇るのだ。
ごちそう様でした。
柳橋などが知らない凄い食べ物が、世の中にはまだまだあるんだなあ、と痛感した。
お店の皆さん ごちそう様でした。
柳橋達がこちらを満喫しているうちにも、予約のお客さんや焼き鳥持ち帰りのお客さんがひっきりなしにやって来る。
モツ40本、セイニク20本とかいう注文の電話もガンガンと入って来る。
串うちの仕込みがどえらく大変なんだろうなあ。
1日に何千本も仕込むのかな?
感激、感動、驚愕の記念撮影!
さて次に進もう。
(つづく)