ラーメン二郎ひたちなか店を初訪問してきた。
これにて目出たく現存する直系二郎42店(休業中の立川店を含む)の全店舗制覇となった。
やったぜ!
上野から午前の特急「ひたち」に乗り込む。
前日に特急指定席をNET予約したのだが、今は紙のチケットは全く無しなのだ。
基本的に車内の検札はなく、何かのチェックが入った時には予約メールを見せればよいらしい。
2時間ほどの小旅だ。
一人だと寂しいので、二郎友のAさん(酒好き)を誘い一緒に出かけた。
寂しがり屋の柳橋だ。
行きの電車でもちろんこれだけ全部を飲んだわけではありません。
カマンベールをつまみながら、チリのピノノワールをちびちびやる。
二郎に行くのでつまみはほんの軽く。
茨城県の県庁所在地水戸の次の勝田で降りる。
いま降りた特急を見送った。
電車でここに来たのは初めてだ。
ほとんど土地勘がないので、行きはお店までタクシーに乗った。
タクシーで10分弱1000円ほどでこちらに到着!
乗車券、特急券、タクシー代を考えると、何と贅沢なラーメンツアーなのだろう。
タクシーの運転手さんは二郎を食べたことはないと言っていたが、お店の前はよく通っているらしく、まだ早い時間帯なので行列はそれほどでもでないとも言っていた。
来週は長期休暇に入るみたいだ。
どこかに行くのかな?
今どきなハイテク系券売機だ。
小ラーメンとねぎとしょうがの食券を買った。
三田本店山田総帥の等身大パネルなど記念グッズが置かれている。
店内はかなりと広く、ゆったりとした作りだ。
テーブル席もあるが、この時は使われていなかった。
「食券見せて下さい」の時に伝えるコールと、「ニンニク入れますか?」の時に伝えるコールの説明がそれぞれ別に掲示されて、分かりやすいかな?
その他にも店主さんの律儀な雰囲気が感じられる店内かもしれない。
卓上にはカエシと胡椒。
給水場にはレンゲもあった。
記念すべき一杯は、小ラーメン、少な目、固め。野菜、ニンニク。
シャキシャキ野菜の標高はなかなかで、ニンニクはかなりの量かもしれない。
これはAさんの小ラーメン、少な目、ニンニク、アブラだ。
アブラには松戸みたいに肉の部分が入り、凄く美味しそう。
アブラコールをしなかった事を悔やむ柳橋。
生姜とネギは別の小皿で提供された。
まずは野菜の山にカエシを少したらし、ベジファーで食べ始めよう。
飴色に染まった太めの麺が美味しそう。
リフトは下手くそ…
一応天地返しが完了した。
アブラコールをしなかった事を悔やんでいたら、優しいAさんが一口分けてくれた。
ありがとうございます。
お返しにネギと生姜を差し上げました。
デフォルトの味を楽しんでから、生姜とネギを投入して味変を楽しむ。
これまた美味しいや。
豚は比較的小ぶりなのだが、
トンポーローみたいにトゥルトゥルな脂身の部分が、腰を抜かすほど美味しかった。
ごちそう様でした。
微乳化系のスープも美味しくてかなりと飲んでしまった。
えんじ色の宇ち多”キャップをかぶった店主さんに、本日こちらで全店舗制覇したお礼を告げて、お店を失礼した。
ありがとうございました。
店前で記念撮影!
帰りは腹ごなしに駅まで歩くことにしよう。
25階建てくらいの高さ(適当)があるこのタワーは、日立製作所のエレベーター実験用の施設だ。
(行きのタクシー運転手さん談)
途中にあった常陸牛を使ったハンバーグのお店は繁盛していた。
ハラール・ラーメンのお店はお休み。
これは今は使われていない線路だなきっと。
黄色と黒の衝立は、かつて踏切りがあった名残りだな。
秋の茨城といった風情だ。
日立の工場は凄く広い。
勝田駅まで戻って来た。
こういう一般の人が食べるひたちなかグルメもあるけど、二郎後なのでちと難しい。
でもあんこう鍋とスタミナラーメンが気になる。
ひと駅電車に乗って水戸を目指す。
ホームには弥生軒風のとり天そばを出す路麺があってこれまた気になったが、もちろん無理。
各駅停車に乗る。
水戸駅に到着。
駅前で水戸黄門様と助さん格さんにご挨拶する。
実は柳橋は30年以上前に水戸に1年住んでいたことがある。
その頃によくふらついた辺りを散策してみよう。
その当時に週に2回は通ったお寿司屋さんは健在だった。
でもあの時の大将は亡くなり、息子さんが継いでいると聞いた。
この日はお休みだったが、次回はぜひ来たいなあ。
常磐線の線路を渡り桜川まで来た。
自分が住んでいたマンションはもうなかった。
これはちと残念。
水戸と言えば納豆屋さんですよ。
たわわに実る渋柿なのかな?
駅の南口まで戻って来た。
広場は若者のたまり場みたいになっていて、せっせとナンパしているお兄ちゃんがいた。
今時のナンパはまずはLINE交換みたいだった。
駅ビルの地酒バー。
茨城名物の「いやどうも」というお菓子。
茨城弁の「いやどうも」は万能の挨拶言葉だ。
イントネーションと声の強弱を使い分けて、おめでたい時も、悲しい時も、凄い時も、困った時も「いやどうも」で感情を表現できる。
それに対する返答は「かえってどうも」だ。
そんなことを思い出した。
ホームのキオスク。
特急がやって来たのでおうちに帰ろう。
達成感と少しの疲労が心地よい。