さて西成風のホルモン焼きと焼酎でグッと勢いの付いた柳橋とAは、宵闇の浅草を彷徨う。
中華な気分になってきたので、たどり着いたのは「餃子の王さま」だ。
こちら浅草公園内にある人気の街中華だが、柳橋がお邪魔するのは初めてだ。
店頭に行列はなかったが、丁度満席で数分の待ち。
その間にショーケースに入ったサンプルを眺めて注文のイメージを膨らませよう。
おそらく浅草合羽橋製と勝手に想像した食品サンプルを見るのは楽しい。
中華屋さんらしく調味料が並ぶ2階テーブル席に案内してもらった。
飲み物のメニューをチェックする。
生ビールがマルエフじゃないですか。
既にビールは飲んで来たが、これはマルエフをやらないといけないに決まってる。
そこで紹興酒と生ビール。
受け皿付きの紹興酒がこれまた嬉しい。
食べ物メニュー。
壁の張り紙メニューも味がありますなあ。
餃子の王さまなので、もちろん餃子はいただきますよ。
自分の予想とは違い、油で揚げられた感じがする。
春巻に近い食感がカリッと美味しいな。
これはザーサイいため。
ヘルシーな感じで美味しい。
卓上が賑やかになって来て単純に喜ぶ柳橋。
となればもちろん紹興酒をお代わり。
お姉さんが丁寧に注いでくれる。
Aさんのグラスにも。
そうそうシッカリと受け皿にこぼしてくれるのが嬉しいじゃないですか。
つるやさんのカレー南蛮と並び、浅草二大表面張力だなあ。
ここでピータン。
熟成感のある濃厚なピータンだ。
ここでやきそば(醤油味)。
もちろんリフツ。
ここに先ほどの濃厚ピータンを投入してマジェマジェして食べたら素晴らしかった。
トリュフを使った料理の様に、なんだか淫靡な味わいに近いかもしれないと思った。
ごちそう様でした。
さすがの名店でした。
またピータン焼きそばをやりに来よう。