
この日は隅田川で早慶レガッタだった。
あいにくと曇天から小雨の天気だった。

メインとなるのは対校エイトだが、その前の第2エイトも同じく3750メートルを漕ぐ。
競馬で言えば平地で一番長いステイヤーズSの3600メートルより少し長く、中山大障害の4100メートルよりは短い。
スタート地点は両国橋の少し下手で、ゴールは桜橋だ。
柳橋からほど近い両国橋の上から、スタート地点をのぞんだ。
ゴール付近ではあれこれイベントが行われ華やかだが、スタート地点は人影もまばらだ。

そしてスタート。
この辺は隅田川がカーブしていて微妙な波がある様だ。

総武線の鉄橋をくぐっていく左の早稲田艇と右の慶應艇。
審判や警備や報道の船などを引き連れていく。
自分の目で見えるのはこの辺までだ。
競馬場の様に大きなターフビジョンがあればいいのだが。
そこから自転車で桜橋に向かった。

到着すると慶應が勝ったようだが、ビクトリーラン?を終えて丁度舟が陸に上がるところだった。
お疲れさま。
時間は13分14秒66。
(この後の1軍ともいえる対校戦は10分28秒98。ちなみに昨年のステイヤーズSは3分47秒8。)

桜橋付近は八重桜がきれいだった。


両校の応援合戦もヒートアップしていた。
回りではシートを敷いて宴会をしているグループが結構いた。
そして一旦柳橋に戻る。
皐月賞の検討とPAT購入をしないといけないので。

PAT購入後に対校エイトも両国橋の上から観戦した。
かなりのスピードで漕ぎ上がっていく。
この時点で早稲田が1挺身リード。


実は丁度見えなくなったこの辺で皐月賞のスタート。
こちらもワンセグで観戦。
レガッタの方は早稲田が先着したが、ゴールに近い言問橋で外に膨らみコースを外れたという事で失格。
慶應が1位となった。
何とも微妙な後味の結果だなあ。
一方、皐月賞は4コーナーで大きく外に膨らんだドゥラメンテが圧勝。
鞍上のミルコ・デムーロは4日間の騎乗停止となったが、着順はそのまま。
馬券も少しだけ当たった。
後から考えてみると、早稲田とドゥラメンテが膨らんだのが、だいたい同じ時刻だったかもしれない。
更に複雑な気持ちだ。