
初日のお仕事は無事に終わったので、一人街に繰り出した。

長崎は1回120円の市電であちこち行けるので面白い。
思案橋あたりに出向いてみた。

長崎在住だったお友達に教わったおでんの桃若を初訪問した。
いかにも柳橋好みの門構えだなあ。

自分が最初のお客だったが、カウンターおでん鍋前のセンター席に座らせてもらった。

気さくなご主人がビールを注いでくれ、あれこれと世間話をしてくれる。

美味しそうなおでんが沢山並んでいる。
全種類食べたいなあ。

まずは柳橋的定番の豆腐に大根にじゃが芋。

ご主人に長崎っぽい物をと聞いたところ、昆布巻きとはんぺん。
こちらのはんぺんはフワフワというよりも歯ごたえがあるタイプだ。
地元の魚を使っていると言う。
これは美味しい。

お燗をお願いすると、これまた気さくな女将がお酌してくれた。

次は筍に貝。
貝というのが、何となく長崎っぽい。
益々お酒が進む。

そして最後の一皿はマグロのネギ間に特製さつま揚げ。
これまた最高のおでんだ。

いい気分で飲んでいると、店内はかなり一杯になってきた。
調理場から息子さんも度々登場し、これまたまた一見の柳橋にも声をかけてくれる。

おでんもホスピタリティーも素晴らしい素敵なおでん屋さんだった。
柳橋界隈にあったら、毎週通ってしまいそうだ。
ごちそう様でした。
もう少しウロついてみるか。
(つづく)