昨年、この本を読もうとして図書館に予約したのですが、予約者数が多すぎて何年待ちになるかな、ということで読むのを諦めたのでした。
で、映画が公開になったので、泣きに行こうと思い、観てみました。私にとって映画館で涙するのは浄化ですから。

始めの方では平行して二家族の生活がばらばらに描かれるのでちょっと話に入り込めず、苛つく感じです。まあ、演出上わざとそうしているのでしょうが。片方の家の小さな子のあだ名が「みいたん」で敢えて名前を挙げず、もう一つの家の高校生の女の子が「優子」。だから、この二人は同一人物であり、実は二家族の話ではなく、一人の女の子の家庭の様子を時をずらしたものを平行に描くことで複雑な家庭事情を表現したものだろうとは推測が付くのですが、宙ぶらりんで何とも居心地、もとい、観心地が悪いです。
とは言え、後半ではやはり泣かされますね。主演の永野芽郁さんは原作を読んでこれは自分が演じたいと思ったそうですから、はまり役になっています。周囲の人たちが人が良すぎる感じもするのですが、こんな少女の周りにいるならこんな親たちになるのかもと思わせるのは流石。子役の子も演技がうまく、ママが好きなことが十分に伝わってきました。
お尻センサーは少し作動しました。
どうやら映画の結末は原作とは異なるようです。近くの図書館に予約したら予約者二人待ちで読めると分かりましたので、さっそく予約しました。小説ではこの話がどのように表現されているのか、結末はどのようになるのか、今から楽しみです。
現実にはありそうもない話ですが、見終わった後、ほのぼのとした気持ちで映画館を出ることができました。
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