で、次に向かうのは前から気になっていた六道珍皇寺です。話は去年の5月にさかのぼります。やっぱり、坂か!
その頃、東京都板橋区近辺の神社巡りをしていましたところ、通りで不思議な感じの木に出会いました。榎です。
横にある石碑を見ると、「赤塚乳房大神」???どうやら、このあたりは怪談「榎乳房」に関連する場所のようで、これをきっかけに榎乳房所縁の場所にあちこちお邪魔しました。あのぉー、●●フェチですし...
で、何気ない通りがありました。板橋の成増近くの通りです。
六道の辻???なんて変な通りの名でしょう。ネットで調べてみました。六道とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の世界のことで、六道の辻というのはこの世とあの世との境界という意味らしいのです。なんで、こんな名前を交差点のところに付けるのか、理解に苦しむところです。
で、「六道の辻」で有名な場所が京都にあると知りました。が、まさか1年も経たないうちに行けるとは思っても見ませんでした。正に一念発起ですね。ぼっ...、いえ、ほっきです。
その名も六道珍皇寺。「ろくどうちんのうじ」と読みます。山門の手前にありました。六道の辻が。
石碑の形と色が気になりますね、まあ、いいか。
駒札です。
小野篁(たかむら)という男がいます。実は小野小町のお父さんなんです。『今昔物語』に書かれているところによりますと、小野篁は、昼は宮廷の官吏をしながら、別に夜の商売も持っていた。まあよくありますね。ところがその商売が変わっている。地獄の閻魔庁で閻魔様の補佐官をしていたというのです。
こちらが閻魔様の像。小野篁の像もあったのですが、写真には撮らなかったです
これまた写真には撮らなかったのですが、鐘突き(引き?)堂があって、これが変わっている。鐘が見えないように建物の中にしまわれていて、建物の外にまで出ている縄を引っ張ると鐘がなるのです。この鐘はあの世の者を呼び出す鐘らしいです。私?もちろん亡き母を念じて縄を引っ張り、鐘を鳴らさせてもらいました。
で、本堂の脇に木戸があって、木戸には四角く穴があけられ、奥にある非公開の井戸をのぞき見するようになっています。「のぞき見」という趣向が良いですね。奥に見える赤い建物の横に井戸があります。この井戸は何か? じつは、小野篁が閻魔庁へ出勤するときに使っていたというのです。井戸の向こう側は地獄に通じている?実際には廃寺に通じていているようですが....
小野篁は破廉恥な小説(源氏物語のことですね)を書いた罪で地獄に落とされた紫式部を許してもらえるよう閻魔大王に掛け合ったという話も残されているようです。
地獄の雰囲気を味わっていただければ今回は成功ということで、ちゃんちゃん。









