『マラヴィータ』
The Family
2013年 アメリカ/フランス [111分]
監督:リュック・ベッソン
製作:ビジルニー・ベッソン=シラ/ライアン・カバナー
製作総指揮:マーティン・スコセッシ/タッカー・トゥーリー
原作:トニーノ・ブナキスタ
脚本:リュック・ベッソン/マイケル・カレオ
撮影:ティエリー・アルボガスト
美術:ユーグ・ティサンディエ
衣装:オリビエ・ベリオ
編集:ジュリアン・レイ
音楽:エフゲニー・ガルペリン/サーシャ・ガルペリン
キャスト:ロバート・デ・ニーロ/ミシェル・ファイファー/トミー・リー・ジョーンズ/ダイアナ・アグロン/ジョン・ドレオ
[解説]
「タクシードライバー」「グッドフェローズ」のマーティン・スコセッシが製作総指揮、ロバート・デ・ニーロが主演、「レオン」のリュック・ベッソン監督がメガホンをとり、アメリカからフランスへ引っ越してきた元マフィア一家が巻き起こすトラブルを描く。FBIの証人保護プログラムにより、アメリカからフランス・ノルマンディー地方の田舎町に移り住んだブレイク一家。主のフレッドは泣く子も黙る元マフィアで、町に溶け込もうと努力するものの、事あるごとに昔の血が騒ぎ、トラブルを引き起こしてしまう。やがてフレッドに恨みを抱くマフィアのドンが居場所を突き止め、殺し屋軍団を送り込んできたことから、平和な田舎町で壮絶なバトルが始まってしまう。フレッド役のデ・ニーロを筆頭に、妻マギーにミシェル・ファイファー、ブレイク家を監視するFBI捜査官にトミー・リー・ジョーンズら豪華キャストが集った。(eiga.com)
長女ベル役どこかで見たなと思いました。『ベルリン、アイラブユー』ではワンパートの監督もこなしていますが、こんな映画にも出てました。決してデ・ニーロやファイファーのような大物キャストにも負けていないなと感じました。
内容はマフィアものといってもベッソンテイストのブラックコメディ風味でもあるので、まぁいいバランスかなと思います。(巻き添えの犠牲者哀れですが)
●登場人物
・フレッド・ブレイクことジョヴァンニ・マンゾーニ♂:
元マフィア/FBI監視下でノルマンディーに潜む
・マギー・ブレイク♀:ようするに極妻
・ベル・ブレイク♀: 毒娘
・ウォレン・ブレイク♂:親見て育ったw
・ロバート・スタンスフィールド♂:FBI捜査官
・ドン・ルケーゼ ♂:賞金を出した収監中の大ボス
ファミリー全員が曲者なので転校二日目にはもうイニシアチブを握る次男ウォレン、ナンパ男子グループをコテンパンにする長女ベル、地元スーパーのフランス語陰口にキレる極妻マギーの陰湿な仕返しのスカッと対応が気持ちいです。
ロバート・デ・ニーロとトミー・リー・ジョーンズの重鎮クラスの軽めのやりとりも可笑しいし、楽屋落ちになる地域の映画鑑賞会の"上映作品"が笑わせます。
フランスの田舎の校内新聞が、収監中の大ボスドン・ルケーゼの目に留まるまでの社会見学的(笑)な流通のしくみは
「勉強になりました」
押忍!!