あの事件から30年 | サトルのマイペースな日常

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今日は地下鉄サリン事件から30年目となる。30年。地下鉄サリン事件の2ヶ月前に弟が生まれ、2歳だった僕は不安もあった中で当時放送していた『超力戦隊オーレンジャー』が楽しみだった中でサリン事件直後くらいだろうか。報道特番で潰れ大泣きをしたと家族から聞かされていた。まぁ、子供心からすれば楽しみにしていた番組が犯罪事件の報道特番で潰れるのが嫌なのは納得がいくが、むしろそれだけ当時の社会はオウム真理教への関心度が高かった訳だ。それからちょっと経ってからオウム真理教教祖麻原彰晃こと松本智津夫逮捕の映像に得体が知れない恐怖感を覚えたのを今でも鮮明に覚えている。


それから、オウム真理教という存在が僕自身の中で大きな関心事の一つとなり、独学で調べられる範囲は調べたと思うし、他の同世代よりは関心がある側であるという自負は確かにある。


しかし、それでも当事者達が死刑執行され、事件に対する記憶の風化が問題視されているのか『忘れてはいけない』という警察による啓発活動が行われている。オウム事件は多くの人間を不幸にした恐るべき事件にして、決して昔話には出来ない社会問題でもある。


当時の警察の対応やメディアの行動が問題視され、今尚も良く思わない人も沢山いるが、ここで正義を語るのは筋違いなので深くは追及しないが、カルト宗教団体の危険性が可視化された事件にして、今なお、カルト宗教団体の被害問題は跡を絶たない。地下鉄サリン事件から30年が経った今だからこそ思う。


第二のオウム事件を起こさない根拠と自信はあるのか?


を意識してこの事件と向き合う必要性を当時を知る人も知らない人もある現実だと思う。