自分正しいの危うさを考える | サトルのマイペースな日常

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何気無い会話の中で


私の意見や主張は正しい


と胸を張って言う人というのを見掛けるが、僕の経験則として、自分正しいは脆くて崩れやすい価値観だと常々思うのです。自分正しいを端的に表すると


『井の中の蛙大海を知らず』


と古くから言われているものの、それでもなお、自分の価値観は絶対であると強い姿勢で主張してくる人というのにうんざりもするし、自分もその気質があるからこそそれは良くないと頭の中で反芻するよう心掛けている。自分正しいって一見すると正論を言っているようで他者の意見に耳を傾けなかったり、他の価値観に否定的だったりする。むしろ強い言葉で主張をされると反論すれば攻撃されるし、それで精神的に疲弊するのは真っ平だとして表立って抵抗する人はいなくなって増長する。


自分が通っている事業所が正にこういう人が立場的に強い場所なので、トライアンドエラーを繰り返しながら学んでいるから、たまに捌け口を求めて家族や親友の先輩に向かうことがある。


今やSNSでは自分正しいが先行して攻撃的な人はかなり多いし、そういう人以外がネットで自己発信を積極的にしないというのもあるだろう。むしろSNSでトラブルを起こす芸能人も突き詰めればその類だったという話はある。自分正しいが通用するのは極めて限定的だと思わないと痛い目を見る。そう理解しないと自分に巡り巡って襲い掛かってくるからなぁ。