ホームページ作成講座の中で表記のご質問がありました。
その場では、技術的には大きな違いはなく、ブログはホームページの一部を独立させたもの、と回答したものの、自分で少しモヤッとした気持ちが残りましたので整理してみました。
もはや一般用語となった感のある「ブログ」ですが、「ブログ(Blog)」の由来は、「Web(ウェブ)」と「Log(ログ:記録)」を組み合わせた造語「Weblog(ウェブログ)」の略で、「ウェブ上に残す記録」という意味です。
1999年頃に開発されたブログツールがきっかけで広まり、インターネット上の日記や情報発信サイトとして定着しました。
語源の成り立ち
- Web (ウェブ): インターネットの世界、ウェブサイトを指します。
- Log (ログ): 航海日誌(Log book)のように、出来事や記録を時系列に記録することを意味します。
「Weblog」から「Blog」へ
- 「Weblog(ウェブログ)」という言葉が生まれ、それが短く略されて「Blog(ブログ)」と呼ばれるようになりました。
- アメリカのプログラマー、Jorn Barger(ジョーン・バーガー)が自身のサイトを「weblog」と呼んだのが最初と言われています。
意味と役割
- 個人や企業が、日記、趣味、専門知識、商品レビューなどを手軽にインターネット上に公開・発信するためのウェブサイトです。
- 執筆者は「ブロガー(Blogger)」と呼ばれます。
普及と記念日
- ブログツールが普及したことで、HTMLを知らなくても簡単に始められるようになり、2000年代に日本でも急速に広まりました。
- 2月6日は「ブ(2)ロ(6)グ」の語呂合わせで「ブログの日」とされています。
さて、表記のご質問に対する回答です。
ホームページは会社概要やサービス紹介など固定された情報を階層的に掲載し「会社の顔」となる一方、ブログは新着情報やノウハウなど時系列で頻繁に更新される情報を発信し集客やファン作りを目的とします。
更新頻度と情報構造(固定/時系列)が大きな違いで、ブログはホームページに付随する機能として併用されることが多いです。
ホームページ
- 目的: 企業やサービスの「顔」として信頼性を示し、基本情報(会社概要、事業内容、メニューなど)を提供する。
- 情報構造: 階層的で、更新頻度は低い(あまり変わらない情報)。
- 役割: 企業の公式情報、ブランド認知。
ブログ
- 目的: 最新情報、専門知識、お客様の声などを発信し、集客や顧客とのエンゲージメントを高める。
- 情報構造: 時系列(新しい記事が上)、更新頻度が高い。
- 役割: SEO(検索エンジン最適化)、リアルタイムな情報発信、ファン作り。
まとめ
- ホームページ: 会社の「名刺」や「パンフレット」のようなもの。
- ブログ: 常に新しい内容が追加される「新聞」や「情報誌」のようなもの。
- 併用: ホームページ(固定情報)とブログ(動的情報)を組み合わせることで、両方のメリットを活かし、より効果的な Webサイト運用が可能です。
なお、誤解の内容に追記しておくと、ホームページも新規の情報を加えたり情報をアップデートするなど更新しないと、一度訪れてくれた閲覧者も次回訪れてくれなくなります。
適時に更新することも重要です。