Web版Wordで、ある段落の先頭に文字カーソルを置き [Tab]キーを押すと、最初の行だけインデント(字下げ)されます。(下図)

同じことをデスクトップ版Wordで行なっても、やはり同じように字下げされます。(下図)

これらの字下げの大きさを確認してみます。
Web版Wordでは、[ホーム]-[段落]-[段落オプション]を開くと、1.48 cm の幅となっています。(下図)

デスクトップ版Wordでは、[ホーム]-[段落]-[段落の設定]を開くと、14.8 mm の幅となっています。(下図)

違いは、ルーラーにおける表示、つまりルーラーの表示単位が Web版Wordでは随分広がっています。
デスクトップ版Wordでは、標準文字サイズ(10.5 pt)を 1単位として字数で目盛が刻まれています。
一方、Web版Wordでは、調べてみると 1 inch(インチ)単位で刻まれています。
それでは、段落の先頭で全角スペースを入れてみます。
デスクトップ版Wordでは、字下げ「1 字」が設定されますが、Web版Wordでは、単に全角スペースが入るだけで字下げはされません。
同様の実験ですが、箇条書きをするため下図のように 3行の項目を入力し、それらを選択し [Tab]キーを押してみます。

デスクトップ版Wordでは、左インデント「4 字」となりますが、Web版Wordでは、インデント(テキストの前:)「1.48 cm」となります。
この場合も [Tab]キーではなく、[ホーム]-[段落]-[インデントを増やす]を 1回クリックすると、デスクトップ版Wordでは、左インデント「1 字」となりますが、Web版Wordでは、インデント(テキストの前:)「1.48 cm」となります。
もちろん、Web版Wordでも [ホーム]-[段落]-[段落の設定]を開き、インデント(テキストの前:)「1 字」とすれば同じになります。
ただし、ルーラー上の左インデントマークは、デスクトップ版Wordでは 1 字分移動しますが、Web版Wordでは移動しません。
さて、いくつかインデントや字下げなどの様子を見てきましたが、Web版Wordのルーラー単位は、インチ(inch)が使用されます。
デスクトップ版と異なり、Web版画面上から直接単位をセンチメートルやミリメートル(mm)に変更する設定項目は標準では用意されていません。
ルーラーの確認と調整のポイント
- 表示方法: [表示]-[表示]-[ルーラー] をクリックする。
- 単位の混在: インデントは字・行、余白はインチやセンチなど、設定箇所によって単位が異なる場合があります。
- ドラッグ調整: ルーラー上の「インデントマーカー」をドラッグして、直感的に調整可能です。
「タブマーカー」についてもルーラー上に設定できますが、基本の配置単位はインチ(inch)です。
なお、ローカルPCで作成した Word文書をアップロードして Web版Wordで表示したときは、それらの字下げやインデントはそのまま保持されます。
(ルーラー表示は、インチ(inch)単位のままです。)