Wordアプリで文書を作成するとき、既定のまま使っていてもよいですが、時として行間を詰めたい/広げたい、一行の文字数を変更したいということも出てきます。
Wordを起動して [レイアウト]-[ページ設定]グループの右下 [ページ設定]ボタンをクリックすると、下図の「ページ設定」ダイアログが現れます。

この中の「文字数と行数の指定」項で一行の文字数やページ内の行数などを設定できます。
既定では「行数だけを指定する」が選択されていて、行数「36」、行送り「18 pt」となっています。
ちなみに、Wordの行間とは行の上端から次の行の上端までのことです。(下図)

それでは「標準の文字数を使う」とは何でしょう?
これを選択すると、その下の「文字数」「行数」項がグレイアウトされて設定できなくなります。
換言すれば“お任せ”モードです。
「標準の文字数を使う」を選択して、適当な文章を挿入してみます。
下図は、最初の 2段落は既定のフォントサイズ 10.5 pt のまま、3~4段落を 12 pt としたときの様子です。

フォントサイズに応じて、行間も広がっています。
この「標準の文字数を使う」とは、文書のフォントサイズや余白設定に基づいて、1行の文字数と 1ページの行数を自動的に計算・設定する機能のことです。
A4判用紙では通常、1行 40文字×36行(計1,440文字)が標準とされ、フォント変更に連動して行間が自動調整されるため、読みやすいビジネス文書作成に適した既定設定です。
もう少し詳細にお話すると、以下のようになります:
- 標準の文字数の実態
- 初期設定: フォント(通常「游明朝」や「MS明朝」の 10.5pt)と余白設定に基づき、1行 40文字×36行が基本です。
- メリット: フォントサイズを変更しても、行間(行送り)がそれに合わせて自動的に調整されるため、文字が重なったり詰まったりせず、綺麗なレイアウトが維持されます。
- 用途: 通常のビジネス文書や一般的なレポート、手紙などに最適です。
- 「標準」を使う仕組み
- フォント依存のレイアウト: 「標準の文字数を使う」設定は、字送りや行送りがフォントサイズに依存する設定です。
- 自動計算: 文字の大きさを変えると、それに最適な行間が自動で再計算されます。
- 注意点
- 文字が詰まる印象: 原稿用紙などと比較すると、文字間隔や行間がやや詰まっていると感じる場合があります。
- 厳密な文字数指定との違い: 1ページに収める行数を厳密に指定したい場合は、「文字数と行数を指定する」オプションを使って手動設定する方が適しています。
- 設定の場所: [レイアウト]-[ページ設定]から「ページ設定」ダイアログを開き、「文字数と行数」タブで変更・確認可能です。
- まとめ
Wordの「標準」設定は、フォントやサイズに合わせた最適なレイアウトを自動で行ってくれる機能であり、特にこだわりのない場合や標準的な書類を作成する場合には、この設定のまま作業するのが最も効率的で綺麗に仕上がります。
改めて書くと、Wordの標準の文字数とは、
初期設定では「40文字×36行=1,440文字」となるのが一般的です。
Wordを新規作成で開いた時のデフォルト設定(多くの場合、游明朝・10.5pt)では、1行あたり40文字、1ページあたり 36行の設定になっています。
なお、標準のフォントサイズ 10.5 pt は変更可能です。
[ホーム]-[フォント]グループの右下「フォント」ボタンをクリック、または [Ctrl]+[D]キーを押して「フォント」ダイアログでフォントサイズを設定し、左下の「既定に設定」ボタンを押します。
すると、下図のメッセージが現れ、この既定フォントをこの文書だけとするか、以降の Word文書全体に適用するかが選択できます。
