以前に「Gemini Canvasとは?」記事で、Geminiの「Canvas」機能についてご紹介しました。
上記記事では、主に作成されたドキュメントをさらに編集したり、それに基づいて Webページを作成することをご紹介しました。
今回は、その機能のうち、Webアプリの作成をやってみます。

例題として、画像中の文字を削除する Webアプリを作ってみます。

Gemini Canvasを使用して Webアプリを作成する手順は、主に生成、編集、公開の 3つの段階に分けられます。 

  1. Canvasの起動とアプリ生成
    1. Gemini公式サイトにアクセスし、ログインします。
    2. プロンプト入力欄の下にある「ツール」から「Canvas」ボタンをクリックして、Canvasモードを有効にします。(下図)

       
    3. 作成したいアプリの内容を具体的に入力します(例:「TODOリストアプリを作って」「ブロック崩しゲームを作成して」など)。
      今回は、文字を含むサンプル画像をプロンプト内の「+」を押してアップロードし、プロンプトとして「この画像から文字を削除して」と入力しました。
    4. すると、右側に Canvasパネルが開き、HTML、CSS、JavaScriptを含むコードが自動生成されます。(下図)

       
    5. その最上部にある「コード」を開くと、この Webアプリのコードが表示されます。(下図)

       
    6. そして、チャット画面には以下の使い方の説明が表示されました:
      -----(ここから)-----
      画像を直接編集することはできませんが、Gemini APIを使用して画像からテキストを削除できるWebアプリを作成しました。

      このアプリを使用するには:
       1. 「画像を選択」ボタンをクリックして、編集したい画像などをアップロードしてください。
       2. プロンプト欄に「画像から文字を削除して」などが入力されていることを確認します。
       必要に応じて調整してください。
       3. 「生成する」ボタンをクリックしてください。
       4. 生成された画像は右クリックまたは「ダウンロード」ボタンで保存できます。

      画像の文字を削除するための専用ツールを作成しました。
      -----(ここまで)-----
       
    7. 試しに、文字が書き込まれた地図画像をアップロードして「生成する」をクリックすると、下図のように文字がすべて削除された画像を生成してくれました。

       
  2. 内容の編集とデバッグ
    • プレビュー確認: Canvas内で直接アプリの動作を確認できます。
    • 対話形式の修正: 「色を青系にして」「新しい機能を追加して」とチャットで指示を出すだけで、AIがコードを書き換えます。
    • 部分修正: 修正したいコードの範囲を選択し、Geminiに特定の変更を依頼することも可能です。
    • 1ファイル化: 共有しやすくするために、プロンプトで「1つの HTMLファイルにまとめて」と指示すると、CSSや JSが統合された単一ファイルを作成できます。
  3. アプリの公開・配布
    作成したアプリを他のユーザーに届けるには、以下の方法があります。
    • Canvas共有: 右上の「共有」ボタンからリンクを発行し、他のユーザーが自分の Canvasとして開けるようにします。
    • HTMLファイル保存: 生成されたコードを .html形式で保存し、ブラウザで開けるように配布します。
    • 外部サービスへの埋め込み: Googleサイトなどのコード埋め込み機能を利用して公開します。
    • Google Apps Script (GAS): GASにコードを貼り付けてデプロイすることで、Webアプリとして常時公開が可能です。


いかがでしょう。凄くないですか?
今回は、簡単な例題で、しかも修正などはまったくしない“Canvas任せ”にしましたが、同様な作業をさせるなら、このように Canvasを使って Webアプリにすれば作業効率が高まりますので 1つ作っておくと便利だと思います。