先日の「Excel ガントチャート」記事に対し、Googleスプレッドシートの「タイムライン」機能をご紹介します。
とは言え、この組み込み機能「タイムラインビュー」は、無料版では閲覧しか利用できず、作成・編集は一部の Google Workspaceの有料プランが必要です。
有料プランでの「タイムラインビュー」については後述しますが、まず、無料版 Googleスプレッドシートで出来るガントチャートの作り方を検討してみました。

1つの方法としては、上記記事でご紹介した方法で スプレッドシートでもガントチャートを作れます。
上記記事を参考にしてやってみてください。

他には、無料で使えるスプレッドシート用のタイムライン作成ツールや無料サービスを利用する方法があります。

代表的なものには、次のスプレッドシート連携ツールがあります:

  • THE TIMELINE
  • Gantter


THE TIMELINEは、スプレッドシートのデータを元に、タイムラインを自動生成する無料のWebサービスです。
基本機能は無料で利用できます。
(下図)

 

Gantterは、Googleツールと連携できる無料のガントチャート(タイムライン)ツールです。(下図)


 

有料コースもありますが、まずは右上の「START YOUR FREE TRIAL」からお試しください。

これらのほか、無料のプロジェクト管理ツールもあります:

  • Backlog: 個人のタイムライン(ガントチャート)は無料で利用できます。
  • Jira Software: 無料版でも10人まで共有できるガントチャート機能があります。
  • Jooto: 有料版と同じガントチャートを無料で利用できます。
  • GanttProject: 高機能なガントチャートが無料で使えます。


それでは、有料版スプレッドシートで利用できる「タイムライン」機能について簡単に説明します。

「タイムライン」機能は、プロジェクト管理などで使うガントチャートを簡単に作成するためのものです。
スプレッドシートの「挿入」メニューから「タイムライン」を選択し、データ範囲を指定するだけで、新しいシートにガントチャートが作成されます。
必要なデータ列は、開始日、終了日、カードのタイトル(タスク名)などで、日付形式のデータが1つ以上必要です。 

タイムラインの作成方法

  1. データ準備: プロジェクトのタスクリストなどを、開始日、終了日、タイトル、詳細などの列を含む表形式で作成します。
  2. データ範囲の選択: 作成したデータ範囲をドラッグして選択します。
  3. タイムラインの挿入: メニューバーの「挿入」から「タイムライン」をクリックします。
  4. 設定の確認と確定: 「タイムラインの作成」ダイアログボックスが表示されるので、データ範囲を確認して「OK」をクリックします。
  5. タイムラインの表示: 新しいシートにガントチャートが自動的に作成されます。 


カスタマイズと活用方法

  • 期間の単位: 日、週、月、四半期、年など、表示する期間の単位をカスタマイズできます。
  • カードの色分け: セルの内容(例:「ステータス」)に基づいて、タスクカードに色を付けることができます。
  • カードのグループ分け: カードをグループ分けして、担当者別などタスクを分類できます。
  • カード情報の表示: カードの詳細、開始日、終了日などをカードの左右に表示させることができます。
  • 期間の調整: タスクの開始日や終了日を変更すると、ガントチャートの表示もそれに合わせて自動で更新されます。 


注意事項

  • タイムライン機能は、一部のGoogle Workspaceプラン(Essentials/Business Standard以降など)で利用可能です。
    個人向けアカウントなど、対象外のプランもあります。
  • 2023年1月時点では、タイムラインビュー側から直接編集することはできず、あくまでスプレッドシートのデータから可視化する機能でした。
    タスクカードの色設定など一部機能のみ利用可能でした。 


なお、Googleのヘルプページ「タイムライン ビューを作成、編集する」や「タイムライン ビューをカスタマイズする」もご参照ください。