PowerPointでスライドを作成中に、図形やテキスト、画像など複数のコンテンツをスライド上に配置していきますが、それらを綺麗に配置して見栄えよく仕上げたいですね。
そんなとき、ルーラー、グリッド線、ガイドという機能が役立ちます。

それらの機能ボタンは、[表示]-[表示]グループにあります。(下図)

 

(1) ルーラー

ルーラーは、テキストや図形などのコンテンツ(オブジェクト)の位置を把握できる定規(ものさし・目盛り)のような機能です。
上図のメニューで [ルーラー]にチェックを入れれば、編集画面の上辺・左辺に表示されます。(下図)

 

特に、テキストの配置を設定するときに、インデントやタブの設定で頻繁に使います。(下図)

 

このルーラーの表示単位は、既定で「cm」です。
(これを「インチ」に変更もできますが、PowerPointではなく Windowsの [単位]設定で行ないます。)
プレースホルダーやテキストボックスに文字カーソルが入っていれば左端がゼロ、文字カーソルが入っていない状態では中央がゼロで、そこを起点にして左右に何cmという具合いに目盛りを読むわけです。

(2) グリッド線

グリッド線は、編集画面内に格子状の点線を表示させて、テキストや図形などのコンテンツの整列を補助するものです。
上図のメニューで [グリッド線]にチェックを入れれば、編集画面内に格子状の点線が表示されます。(下図)

 

あるいは、編集画面のスライド上で右クリックし、[グリッドとガイド]-[グリッド線]をクリックしても表示できます。(下図)

 

上図のメニュー [表示]グループの右下にある小さなアイコンをクリックすると、「グリッドとガイド」ダイアログが現れます。(下図)

 

ここの「グリッドの設定」項を見ると、グリッドの「間隔」が「5 グリッド/ cm」「0.2 cm」と表記されており、これが既定値です。
これは、1cmあたり 5つの点が表示され、0.2cmごとに 1つの点が表示されることを表しています。
これらの値は変更可能で、左側のプルダウンメニューで選択するか、右側の数値を変更して設定できます。

スライド上にテキストや図形などを配置しても、このグリッド線は目安であって、これに強制的に配置されるものではありません。
ただし、上記ダイアログの一番上「位置合わせ」項の「描画オブジェクトをグリッド線に合わせる」にチェックを入れ、図形などをグリッド線近傍に配置・リサイズしていくと、グリッド線に吸いつくように配置・リサイズされます。

(3) ガイド

ガイドは、編集画面の上下左右の中央部分に引かれる点線です。
上図のメニュー [表示]グループの「ガイド」にチェックを入れれば、既定ではルーラーのゼロ位置に点線が引かれます。(下図)

 

このガイド線は、その線上にマウスポインタを合わせてドラッグして位置を変更することができます。
また、[Ctrl]キーを押しながらガイド線をドラッグすると、複製することができます。
(上図の右クリックメニュー「グリッドとガイド」から「垂直方向のガイドの追加」「水平方向のガイドの追加」を選択しても追加できます。)
さらに、ガイド線をスライドの外側にドラッグすると削除できます。
これらの操作により、容易にガイド線の配置をカスタマイズできます。

テキストや図形などをガイド線近傍にドラッグしていくと、ガイド線に吸いつくように配置・リサイズされます。

いかがでしょう。
これらを使って、スライド上のコンテンツの配置を容易に整列させることが出来ます。

なお、ルーラー、グリッド線、ガイドは、印刷されませんので、印刷時にいちいち非表示にする必要はありません。