「YouTubeに音楽をアップする」記事でご紹介したように、あなたの PCにある楽曲データを「YouTube Music」の「ライブラリ」にアップロードすれば、PCやスマホでいつでも聴くことができます。
ネット接続が難しい環境で聴くのであれば、事前に「オフラインに一時保存」して聴くこともできます。
この「オフラインに一時保存」は、楽曲単位、アルバム単位でもできます。
ただし、一時保存したコンテンツを維持するには、ネット接続を切ってから 30日以内に再接続する必要があります。
それでは、アップロードした楽曲を、あなたの PCやスマホにずっと維持するために再ダウンロードするにはどうしましょう。
あるいは、アップロードした楽曲のエンコーディングを替えて再アップロードするにはどうしたらよいでしょう。
ダウンロード用のアプリもありますが、「Google Takeout」というサービスがありますので、これを使ってダウンロードしてみます。
PCで「Google Takeout」にアクセスします。(下図)
このページ「Google データ エクスポート」は、「Google以外のサービスに写真などを転送する」記事でもご紹介しましたが、ご利用の Googleサービスで保管されているデータをダウンロードあるいは転送させることができます。
「選択をすべて解除」して「YouTubeと YouTube Music」のみにチェックを入れ、その下の「YouTubeのすべてのデータが含まれます」をクリックします。
「YouTubeと YouTube Musicのコンテンツ オプション」画面が現れますので、「音楽のアップロード」のみにチェックを入れ「OK」します。(下図)
元の画面に戻りますので、そのまま下方にスクロールして「次のステップ」をクリックします。
続いて、下図の画面が現れます。
このままの設定でよろしいかと思いますが、「エクスポート先」項のプルダウンメニューを開くと下図のように、オンラインストレージに楽曲を転送するよう設定することもできます。(下図)
画面右下の「エクスポートを作成」ボタンを押します。
暫く待つ(時間がかかるときもありますので、のんびりお待ちください)と Googleからメールが来て、そこにダウンロードできるリンクが張られています。
ところで、「Google データ エクスポート」は、ご利用の Googleサービスのデータを一括ダウンロードするサービスです。
YouTube Musicにアップロードした楽曲も以上のように再ダウンロードできますが、最大の欠点(?)は、楽曲単位、アルバム単位でエクスポートできません。
つまり、ライブラリにアップロードした全楽曲を再ダウンロードします。
上記のように、ネット接続が難しい環境で聴くのであれば、「オフラインに一時保存」して聴くほうが手軽にできます。
また、楽曲のエンコーディングを替えるためなら、単に新たに用意した楽曲をアップロードすれば、同じ楽曲であれば古い楽曲がライブラリから自動的に削除されます。
不安であれば、古い楽曲を削除してから再アップロードしてもよいです。