Windows PCを使う中で定期的に行ったほうが良いのが“更新(アップデート)”ですね。

Windows OSは、[設定]-[Windows Update]で [更新プログラムのチェック]ボタンを押せば更新プログラムの有無が確認でき、あればその場で更新できます。
多くの方は“自動更新”としているかもしれませんが、仕事中に更新動作に入って PCが重くなったり再起動が必要になったりすることを避けるため実質的に“手動更新”としている方もおいででしょう。
[Windows Update]-[詳細オプション]の項目を設定すると実質的に手動更新とすることができます。
手動でも適時に更新作業が行われればよいのですが、PCを起動している間は仕事などの作業をし、作業が終わるとすぐにシャットダウンしてしまうと、更新が先送りされてしまいます。

さて、この Windows Updateでは Windows OS、ドライバー、Microsoft製品(Officeアプリなど)の更新が行われます。
でも、PCにはさまざまなアプリがたくさんインストールされています。
それらも適切に更新されないといけません。

ウイルス対策ソフトウェア
Windowsには標準で「Defender」というウイルス対策ソフトウェアがあり、これをご使用であれば Windows Updateで更新されます。
他のウイルス対策ソフトウェアをお使いの方は、そのソフトも更新しましょう。
自動更新のオプションがあれば、オンにしておきましょう。

Webブラウザ
お使いになっている Google Chromeや Microsoft Edgeブラウザは、基本的に自動更新されますが、開いているときは更新されません。
Chromeブラウザの画面右上の「…」から [ヘルプ]-[Google Chromeについて]をクリックすると、更新のチェックをし、更新があれば最新版にしてくれます。
Edgeブラウザも同様に「…」から [ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edgeについて]をクリックすると、更新のチェックをし、更新があれば最新版にしてくれます。

Microsoft Store
Storeアプリとして提供されるアプリも次第に増えています。
タスクバーにある [Microsoft Store]を開き、画面左下にある [ライブラリ]をクリックします。
ライブラリ画面の右上にある「更新プログラムを取得する」ボタンをクリックし、更新があるとその左に「すべて更新」が出てきます。
それをクリックしてもよいですが、放っておくと自動更新が始まります。

個々のアプリ
これ以外にも用途に応じたアプリをインストールしてお使いになっていることでしょう。
スマホでは、これらも一括して更新できる仕組みが出来ています。
iPhoneでは [AppStore]を開き、プロフィールアイコンからアップデートできます。
Androidスマホでは(バージョンや機種にもよりますが)[Google Play]を開き、プロフィールアイコンから「アプリのデバイスの管理」-「アップデート」を開き「すべて更新」をタップすれば一括して更新できます。

残念ながら、Windowsにはそのような仕組みがありません。
なので、自動更新となっているアプリ以外はユーザーが 1つ 1つのアプリについて手動更新しなくてはなりません。

お使いの PCの販売メーカーが OSとともにバンドリングしている“おまけソフト”の中に更新関係のツールを含ませている場合もあります。
でも、それもすべてのアプリについて更新の有無をチェックしてくれるものではありません。