PowerPointのスライドを生成AIの ChatGPTが作成してくれる「ChatGPT for PowerPoint」アドインが使えるようになりました。
早速試してみました。

PowerPointを開き、[ホーム]-[アドイン]をクリックすると、利用できるアドインが検索できるリストが現れます。(下図)

 

この中にある「ChatGPT for PowerPoint」を利用しますので「追加」ボタンをクリックします。
すると、画面右側に下図のようなダイアログが現れます。

 

試しに「ChatGPTの使い方」というスライドを作ってもらいます。
ダイアログの「Create from Topic」をクリックし、現れた入力画面でプロンプトとして「ChatGPTの使い方」、言語として「日本語」を設定し、今回はスライドのページ数はそのまま「7」とし「Continue」ボタンを押しました。(下図)

 

すると、スライドのアウトラインとして下図のように提案されました。

 

これら各スライドのタイトルを変更することやその順番を入れ替えたり、不要なスライドを削除したりスライドを追加したりできます。
今回はこのまま「Continue」ボタンを押しました。

なお、提案されたアウトラインに対し別の提案が欲しいときは「← BACK」を押し、改めて「Continue」ボタンを押します。

続いて、テーマがいくつか提示されます。(下図)

 

それぞれマウスポインタを載せてみると、各スライドのイメージが表示されます。
今回は「Drift」を選択し「Continue」ボタンを押してみました。
暫く待つとスライドが作成されました。(下図)

 

想像していたよりも素晴らしい出来で驚きました。
もちろん、スライド中に挿入されているテキストや画像など、より適切なものに編集することは必要でしょうが、ここまで短時間で仕上げてくれるのはありがたいです。

なお、このアドインを追加した最初のダイアログ(上記 2番めの図)の一番下に「Free trial: 5 presentations left」と表示されています。
要は、無料のままこのアドインを利用してスライドを作成できるのは 5回までということです。
それ以上にこのアドインを利用するなら Pro版の契約が必要になります。

また、デスクトップ版だけでなく Web版 PowerPointでも同様の操作でこのアドインを利用できます。

そして、このアドインが不要になったら、デスクトップ版では [ホーム]タブに表示されている「ChatGpt」ボタンを右クリックして「削除」します。
Web版では [ファイル]-[アドインを取得]をクリック、画面下部の「アドインの管理」から削除します。