セキュリティ対策として、パスワードを定期的に変更して、と言われていますが、日頃、PCを起動するとすぐに作業に入るのでなかなかこのアカウントのパスワードの変更に手が回らないという方が多いのではないでしょうか。
Windows PCのアカウントには次の 2通りがあります：
- Microsoftアカウント
- ローカルアカウント
今回は、Microsoftアカウントのパスワードを変更する方法についてご紹介します。
（ローカルアカウントについては、次回にご紹介する予定です。）
1. まず、[設定]-[アカウント]-[サインインオプション]と開き、「サインイン方法」項の中の「パスワード」をクリックし、その下の「変更」をクリックします。（下図）
もし、「パスワード」項が表示されていないときは、その下の「追加の設定」項の「セキュリティ向上のため、このデバイスではMicrosoft アカウント用にWindows Hello サインインのみを許可する」のスイッチをオフにし、一旦 [設定]を閉じて改めて [設定]-[アカウント]-[サインインオプション]を開いてください。
なお、このスイッチがオフにできない場合は、PINを設定する必要があります。
2. 「パスワード」項の「変更」をクリックすると、PINの入力を求められます。（下図）
3. PINを入力すると、次に現在のパスワードと新しいパスワードを入力します。（下図）
4. 「次へ」をクリックすると、「パスワードが正常に変更されました。」と表示されますので「完了」をクリックします。（下図）
以上の流れで変更できるのですが、中には本人確認の画面が表示される場合もあります。
現在のパスワードを入力し「サインイン」すると「ご本人確認のお願い」という表示が現れます。
確認コードをアカウントのメールアドレスに送信するか、登録していある携帯電話の SMSに送信するか、選択できます。
いずれかを選択して「コードの送信」をクリックすると、確認コードが送られてきますのでメールまたは SMSを開いて「セキュリティコード」を「コードの入力」画面で入力します。
「確認」ボタンを押すと「パスワードの変更」画面が現れますので、3.項のように現在のパスワードと新しいパスワードを入力できます。
さて、パスワードの変更が出来たら、1.項に記載しましたように「追加の設定」項の「セキュリティ向上のため、このデバイスではMicrosoft アカウント用にWindows Hello サインインのみを許可する」のスイッチをオンにしてください。