前回「LANDropアプリでファイル送受信(1)」記事でご紹介した LANDropアプリを使って iOS・Android・Windowsの各デバイス間でファイルのやり取りする方法ををご紹介します。
(1) iPhoneから Windows PCへファイル送信
iPhoneで LANDropアプリを開きます。
写真を送るなら、画面右上(右から 2番め)にある写真アイコンをタップし、送信する写真をタップして選択します(複数枚選択可)。
そして、画面右上の「追加」ボタンをタップします。
続いて「Devices」項に送信先の Windows PCが表示されていたらタップして選択します。
複数の PCが表示されているときは、送信先 PCを選択します。
送信先 PCをタップすると「Sending」項に小さい文字で「Code: xxxxxx」と 6桁のコードが表示されます。
そして、Windows PC側では送信されてきたことを示す表示が現れ、その中に 6桁のコードが記載されています。(下図)
これらのコードが合致していたら「Yes」ボタンを押して受信を開始します。
PCの [ダウンロード]-[LANDrop]フォルダ内に格納されています。
なお、写真以外のファイルを送信したときは LANDrop画面の右上にあるファイルアイコンをタップして選択します。
(2) Windows PCから iPhoneへファイル送信
タスクトレイにある LANDropアイコンをダブルクリックし送信ファイル登録画面を出します。(下図)
送信したいファイルを、この画面の枠内にドラッグ&ドロップするか、下部にある「Add」をクリックして選択します。
選択したら「Send」ボタンをクリックします。
「Send to」画面が現れますので、このとき送信先の iPhoneで LANDropアプリを起動すると枠内にその名前が表示されます。(下図)
送信先 iPhoneを選択し「Send」ボタンを押すと、iPhoneの LANDrop画面の「Receiving」項に送信元の Windows PCが表示されるので緑色のチェックマークをタップします。(下図)
写真ライブラリへのアクセス許可を求めるメッセージが出るので「すべての写真へのアクセスを許可」をタップします。
これで、iPhoneの写真ライブラリに転送することができます。
また、iPhoneの LANDrop画面の下部にある「Files」を開くと、ここにも転送されたファイルが格納されています。
なお、写真以外のファイルについても同様の操作で転送できます。
(3) Androidスマホから Windows PCへファイル送信
基本的に (1)と同様に操作します。
Androidスマホで LANDropアプリを起動し、画面右上の写真アイコンをタップします。
ファイルへのアクセス許可を求められたら「許可」をタップします。
送信する写真を選択し、LANDrop画面の「Devices」項に表示されている Windows PCをタップします。
PC画面にスマホから送信される旨のメッセージが表示されたら「Yes」をクリックすると、転送されてきます。
写真以外のファイルについても同様です。
(4) Windows PCから Androidスマホへファイル送信
これも (2)と同様に操作します。
(5) iPhoneから Androidスマホへファイル送信
iPhone、Androidスマホいずれも LANDropアプリを起動しておき、iPhone側で右上の写真アイコンをタップ、送信する写真を選択して「追加」をタップします。
そして、「Devices」項に表示される Androidスマホをタップすると、Androidスマホ側の「Receiving」項に iPhoneの名前が表示され、そこに表示される緑色のチェックマークをタップします。
これで転送されるので、Androidスマホ側の下部にある「Files」を開くと、転送されてきた写真ファイルを開くことができます。
もちろん、写真以外のファイルでも同様です。
(6) Androidスマホから iPhoneへファイル送信
基本的に (5)と同様で、iPhoneと Androidスマホを入れ替えて操作してください。
いかがでしょうか。
文章で書くと面倒に思えるかもしれませんが、やってみるととても簡単にファイルのやり取りができます。