Webページをご覧になっていて、そのページの表示拡大率が気になったことはありませんか?
多くのページでは標準の文字サイズで表示するものの、特定のページでは文字が小さくて読みづらい、あるいは文字が大き過ぎて何度もスクロールして読んでいる、などということが起きます。

Webブラウザにはこの拡大率を設定できるメニューや操作方法が備わっています。

例えば、Google Chromeブラウザでは、画面右上の […]から [設定]-[デザイン]と開き、「ページのズーム」項で既定の「100%」となっているプルダウンメニューでお好みの拡大率を設定します。
Microsoft Edgeブラウザでは、[…]から [設定]-[外観]と開き、「ページのズーム」項で既定の「100%」となっているプルダウンメニューでお好みの拡大率を設定します。

いずれも、ここでの拡大率設定はブラウザ全体、つまりすべてのタブでの拡大率を一括して設定します。
そのため、ブラウザの表示拡大率の既定値を設定するにはここで行います。

一方で、Webページごとに拡大率を設定したいこともあります。
そのようなときは次のように設定します。

まず、上述の方法で既定の表示拡大率を設定しておきます。
その上で、対象とする Webページを開き、例えば、Google Chromeブラウザでは、画面右上の […]を開き、現れたメニューの中の「ズーム」と表記された行の「-」または「+」の部分をクリックして表示拡大率を変更します。(下図)

 

右端の四角形のアイコンは「全画面表示」です。

Microsoft Edgeブラウザでも同様に画面右上の […]を開き、「ズーム」と表記された行の「-」または「+」の部分をクリックして表示拡大率を変更します。(下図)

 

この操作はショートカットキーでも行えます。
[Ctrl]+[+]キーを押すたびに 1段階ずつ拡大率が上り、[Ctrl]+[-]キーを押すたびに 1段階ずつ下がります。
また、[Ctrl]+[0]キーを押すと既定の拡大率に戻ります。

その Webページの拡大率が設定できたら、ブラウザを閉じて、改めてブラウザを起動してその Webページを開いてみてください。
設定した拡大率で表示されていると思います。

それぞれの Webページの拡大率をブラウザが記憶している仕組みのようです。