普段、連絡手段として LINEをメインに使っている方は、受け取ったメールを LINEでお読みになりたいと考えるかもしれません。
あるいは、メールで受け取った情報を LINEの友だちに送って情報共有することもあるでしょう。
それを実行するヒントをご紹介します。

後述もしますが、着信したメールを自動的に LINEに転送することは可能ですが、スクリプト(プログラム)を書くか、サードパーティのアプリを導入する必要があります。
今回は、単に LINEに送っておきたいメールを手作業で LINEに送り、LINEの上で読めるようにすることに留めます。

iPhoneの標準「メール」アプリを例にしますが、他のメールアプリや Androidスマホでも同様にできます。
これは、メールを pdfファイルに変換して LINEに転送する方法です。

「メール」アプリで転送したいメールを開きます。
その画面下部にある「転送」アイコンをタップします。(下図)

 

開いたメニューにある「プリント」をタップします。(下図)

 

既定のプリンタが設定されていれば、普通に印刷するための画面ですが、画面上に印刷イメージのサムネイルが表示されているので、それを二本指でピンチアウトします。(下図)

 

拡大表示された画面下部にある「共有」アイコンをタップします。(下図)

 

共有先(転送先)を選択します。
この場合は「LINE」アプリのアイコンをタップします。(下図)

 

その上段に転送したい LINEの友だちが表示されていれば、直接にそれをタップしてもよろしいです。

転送された LINEのトークを開くと、pdfに変換されたメールがあると思います。
タップして開くことができます。(下図)

 

メールアプリによっては、最初の図の「転送」アイコンがないものもあります。
例えば、Gmailでは代わりに個々のメールにある「…」をタップして「印刷」を選択します。
その後は、上記の手順のようにサムネイルをピンチアウトして「共有」アイコン‥‥という流れで転送できます。

要は、メールを印刷する過程で共有(転送)するという流れをつかめば、メールアプリが違っても操作できます。