先の「PowerPoint プレゼンをエクスポート」記事に出てきた「GIFアニメ」(アニメーションGIF)ですが、そこでは PowerPointで作れますということをご紹介しました。
GIFアニメは、PowerPointスライドに挿入すれば動きのある画像として表示でき、Webブラウザ上にドラッグしても表示させられます。
(どのくらい意味があるかは不明ですが Wordや Excel上に挿入しても表示できます。)
この GIFアニメですが、PowerPointで作れるとは言え、PowerPointで対応できるようになったもっと以前から作成できるアプリやサービスが提供されていました。
今回はそのいくつかをご紹介します。
(1) バナー工房
古くから知られるサイトで、様々な画像加工を提供してくれています。
アプリをインストールする必要もないので、気軽に GIFアニメも作成できます。
パラパラ アニメの要領で、少しずつ変化させた何枚かの画像を用意しておきます。(下図)
ここでは、手のひらの画像を少しずつ回転させて 5枚の画像を用意しました。
バナー工房の「GIF画像作成(GIFアニメ)」ページを開きます。
メニューにしたがって設定項目を選んでいきますが、今回は「点滅間隔」を 0.1秒 としました。
そして、用意した画像を順番に選択していきます。
ここでは、手のひらを左右に振るようにしたいので、(1)→(2)→(3)→(4)→(5)→(4)→(3)→(2)→(1) の順に画像を選択しました。(下図)
最後に「GIFアニメを作る」ボタンを押すと、作成された GIFアニメが画面上にプレビューされます。
設定を変えてやり直すこともできます。
「保存」ボタンを押せば、PC上に GIFアニメの画像ファイルが保存されます。
このように Webブラウザ上で GIFアニメを作成できるサイトは、ほかにも「GIFアニメスタジオ」「ANIME GIF(アニメジフ)」「フォトコンバイン」などあります。
お好みにより選択すればよいでしょう。
(2) 動画からGIFアニメを作成
「Adobe Express」は、動画を GIFアニメに変換してくれる無料のオンライン変換ツールです。
Webブラウザでこのサイトを開き、「動画をアップロード」ボタンを押してお持ちの動画ファイルをアップロードします。(下図)
GIF変換作業が始まり、完了すると「ダウンロード」ボタンを押してダウンロードします。
無料ではありますが、登録が必要なので、まだの方は登録の上ご利用ください。
ほかにも「動画GIF化」、「ラッコツールズ」などもあり、こちらは登録も不要で使えます。
また、YouTubeの動画を GIF変換してくれるサイト「gifs」もあります。
こちらは、YouTube動画の URL を指定して GIF変換しますが、お持ちの動画ファイルを GIF変換することもできます。
(3) アプリで GIF変換
「GIMP」といった画像編集アプリでも GIF変換はできますが、「Giam」などは GIFアニメの特化しているアプリです。
探してみると、他にも GIF変換アプリはありますが、手軽さから言ったら上記(1)、(2)のオンラインツールのほうが使いやすいかもしれません。