先日(11/17)、いつものように Wordを起動するとリボンなど UI(ユーザーインターフェイス)が変更されていました。

Microsoft365の Office製品について変更になったようです。

Wordではこんな画面になりました:

 

Excelでは

 

PowerPointでは

 

従来との違いで一番目立つのは、タイトルバーの色でしょうか。
薄いグレーになりました。
従来の Wordは青、Excelは緑、PowerPointは茶色にしたければ、いずれかのアプリで [ファイル]-[オプション]-[全般]と開き「Microsoft Officeのユーザー設定」項の「Officeテーマ」を「カラフル」とすればよろしいです。
新しいテーマ色に戻すなら「システム設定を使用する」を選択します。

これは Microsoft Office共通に影響しますので、Wordだけ「カラフル」にするということはできません。

また、クイックアクセスツールバーにあった「元に戻す」「やり直す」コマンドが [ホーム]-[元に戻す]グループに移動されました。
[挿入]など他のタブが開いているときに「元に戻す」操作をしたいときでも、一旦 [ホーム]タブに戻って「元に戻す」をクリックするわけです。
これはあまり有難くない変更かもしれません。
よく使う方は [Ctrl]+[Z]、[Ctrl]+[Y]キーによる操作を覚えたほうが良さそうです。
でも、元の操作にするなら、[クイックアクセスツールバーのユーザ設定]ボタンでそれらを有効にすればよろしいです。

それから、スクロールバーのデザインが変わりました。
より見やすくハッキリと表示されるようになりました。

全体に大きな変化というほどでもないので、すぐに慣れると思います。

もし、従来の UIデザインに戻したければ、タイトルバー右上のメガホンのアイコンをクリックします。
「近日公開の機能」ウィンドウが現れ、したにスクロールすると「新しいエクスぺリエンスを試す」という項目が出てきます。(下図)

 

これのスイッチをオフにし、Microsoft Officeを「再起動」します。
つまり、一旦終了させ、改めて Wordや Excelなどを起動します。