先の「iPhone/iPad 通知を時刻指定要約」記事でご紹介しましたように、iOS 15/iPadOS 15になって電話やメールあるいはアプリからの通知を指定時刻にまとめて受け取れる機能が追加されました。
頻繁に送られてきた通知をまとめてチェックできるので、その都度 通知音が鳴って煩わしいと思っていた方には便利な機能です。
そして、その要約通知をアプリごとに選択できますので、従来通りの通知方法とすることも要約通知とすることもご自身の使い方に応じて設定できるわけです。
ところで、アプリによっては通知設定画面に「即時通知」という項目が加わっています。
[設定]-[通知]を開き、画面下方にある「通知スタイル」に並ぶアプリ一覧の中から、一例として「LINE」アプリを選択してみます。（下図）
上図のように、「即時通知」という項目がありますね。
この画面設定では、「通知の配信」項も「即時配信」が選択されていますので、LINEのトークなどがあればすぐに通知される設定ですので、その下の「即時通知」がオン/オフによらず、常に通知はすぐに知らされます。
それでは、「時刻指定要約」を選択してみます。（下図）
「常に即時配信」項に「即時通知」の他「ダイレクトメッセージ」が加わりました。
その下の説明にもあるように、スイッチをオンにすれば、通常のLINEトークが着信したり、ダイレクトメッセージが届いたりしたときにすぐに知らせてくれます。
そして、それらを個々に選択できるという訳です。
例えば、ダイレクトメッセージについては即時通知し、トークなどは要約通知でよいときは、ダイレクトメッセージのみオンに設定します。
このように、アプリごとに通知モードをカスタマイズできますので、集中モードにしても重要な通知を適時知ることができます。
ただし、現時点でこの「即時通知」にすべてのアプリが対応しているわけではありません。
「App Store」「FaceTime」「Gmail」「Google」アプリ「Outlook」「Twitter」「YouTube」「メッセージ」‥‥などが対応してます。